《5月14日》 昨日からの降雨で、今日の春季大会R戦は中止となった。 昨日の巨人対中日戦で、巨人の中田選手が、プロ入り6245打席以来、始めての送りバントを決めた。続く大城の内野ゴロで巨人は勝ち越した。試合の流れを変えた中田の送りバントは高く評価された。 今年の昭島ホエールズは、1点を取る野球をチームポリシーとしている。そのため、冬の間に送りバント、スクイズを多く練習した。しかし、試合となるとなかなか上手くできない。一番多いのは投手ゴロだ。絶対に投手に取られないバントの練習をしてきたのに、いざとなると投手に取られてしまう。 わざわざ1死を与える作戦は良くないという人もいる。だが、還暦野球では、送りバントやスクイズは相手に与えるダメージは大きい。例えば、写真右のように走者2塁で左打者が三塁前にプッシュバントしたら、的確に処理できるチームは少ないだろう。 R戦は半分を残している。送りバント、スクイズ、そしてヒットエンドランをもう一度練習して、相手が嫌がる試合をしていこう。 巨人中田選手、送りバントのあと、2試合連続のHRだ。送りバントが、彼をチームプレーの重要性の意識を沸騰させたのだろう。昭島ホエールズでは、4番以外は、すべての選手に送りバントのサインをだしている。 これからも、選手にチームプレー、チームバッティングをより強く意識させるためにバントを多用するつもりだ。 ★昭島W55齊藤修 ※bunt =ボールをバットに軽く当てて転がすこと。 |