HMVで買い求めたのですが、まだ聴かないでとっておいたCD。
今日は清涼とした静かな朝。身の引き締まる気温ですが古楽を聴くには一番良い季節ですね。
で聴きました。
ジョスカン・デ・プレ:ミサ&モテット集 2CD
ポール・ヒリアー指揮ヒリアード・アンサンブル
ルネサンス期のフランドル楽派中期の作曲家で同年代にはオケゲム(オケヘム)がおりました。ミサ曲・モテット・世俗曲等多くの作品を残されておりますが、古楽である彼の評価は現在ではどうなのでしょうか。もちろん少数派なのでしょうが、彼に関する多くの文献等は毅然として多数存在しております。
私は評価はそれぞれで宜しいと思うのですが、古楽にのめり込んでいった間違いない作曲家のお一人です。そして、今回もヒリアー指揮で同アンサンブルがその見事なハーモニーを聴かせて下さいます。
彼らと、タリス・スコラーズ、ジョスカン・デ・ブレ室内合唱団等限られたグループ以外には現在で歌いこなせる方はいないのでは無いのでしょうか。
私もGimellレーベル等で何枚かのCDを持っておりますが、何時聴いても心休まるその調べに平安を得られております。
宜しければ アヴェ・マリア をお聴きください。6分少々の曲です。
そして、人間の声とは何というすばらしい楽器なのかを堪能いただきたいですね。