アルボス 樹

運動音痴がはじめて出会ったゴルフの楽しさ。 そして幾分なりとも落ち着いて音楽を聴く 環境が出来、良き師匠にも出会うことが出来ました。
 
2015/11/06 20:15:00|レクイエムに魅せられて
GOUNOD を聴く
GOUNOD (グノー) 『聖チェチーリア荘厳ミサ曲』を聴く。

なんと荘厳な曲か、久々に心たぎる自信と確信に満ちた思いに馳せて頂いた曲でした。

スピーカーは力強さを感じられる 後方から「ONKYO 2001」、前方から奥行きを感ずる「TANNOY」。
お隣さんには申し訳ございませんでしたが、久々のフルパワー。大音響。

その信頼に満ちた曲調は豊饒であり何のためらいもない。

グノーの曲は歌劇『ファウスト』バレエ音楽。『ロミオとジュリェット』等を聴いておりますが、今回の合唱曲LPならではの迫力に圧倒されました。

「荘厳ミサ」ですから、普通に考えれば重厚・端麗・物々しい感じを想像いたしますが、大変に明るく強い作品で生きることの喜びを全面に打ち出した感が致します。

いわゆる「レイクイエム」感ではなく、生命力のあふれた未来志向的生命の尊厳を感じる曲でございました。

そして、なによりこれぞ合唱曲。どのような楽器より人間の声に勝る物はないと確信を抱く感がございました。

1カ所音飛びがあったのが 残念。(^_^;)

さあ、まだ20時です。ご近所さん、もう一回お付き合いください。m(_ _)m

 







2015/11/05 20:08:54|レクイエムに魅せられて
Panis angelicus を聴く
天使の糧Panis angelicus)は、トマス・アクィナスが聖体の祝日の為に書かれた賛美歌をセザール・フランクが『3声のミサ曲』として作られた教会音楽です。

フランクはベルギー人でしたがフランスに移住し、その生涯をサント・クロティルド教会のオルガニストとして勤めました。
彼の作品が認められるに至ったのは没後60年も経ってからでしたが、深い精神性に満ちた曲を作品として残しています。
多作の作曲家ではありませんでしたが、交響曲。鍵盤楽曲。教会音楽。合唱曲等幅広い分野にその作品が見られ特にオラトリオ『至福』は幾度も聴きました。

天使の糧はテノール独唱とハープ、チェロ、オルガンの為の楽曲です。

CDでは何度か聴いている曲ですが、本日はLPによる鑑賞。

クリアーさには若干欠けますが、なかなか奥深い音源が良いものです。


 







在庫切れ
過日 HMVに注文いたしましたCDが在庫切れとのお知らせが届きました。他の品物はそろいましたが、肝心要の物が無いのでは・・・・・

ここは辛抱強く、じっと商品の届くのを待つ以外に打つ手無し。
もしかするとクリスマスぐらいに届くのでしょうかね。

アーティスト: ビーバー(1644-1704)
タイトル : ザルツブルク大聖堂ミサ曲、モテット『ティンパニを打ち鳴らせ』、他 サヴァール&ル・コンセール・デ・ナシオン
フォーマット: SAD

状況 : お取り寄せ 16-60日間

え! まさか年越しですか?


 







2015/11/02 14:01:04|のんびり行こうぜ
文化の日

11月3日は文化の日。学術や芸術、社会福祉など、様々な分野で功績のあった人をたたえる秋の褒章。
なぜかノーベル賞を頂いた方が文化勲章を頂くというのもちょっと・・?

さて、私共の事業所が所在いたします福生市でも、文化祭がございました。ご入居中の皆様の日頃の作品や、ショートスティを御利用・デイサービスを御利用のお客様もこぞって作品をご出品されました。

デイサービスでは、シンボルである「ざる」で作られました人形を出品。

この人形は、季節により雪だるまになったり、5月5日の金太郎になったりと、日々変身を繰り返しております。

今回は「とらひげ」。
「とらひげは」NHKで1964から5年間放送されました、『ひょっこりひょうたん島』に出て参ります。ひょうたん島にイカダで流れ着いた片目の海賊。
声優の熊倉一郎さんが独特の個性を発揮されていましたね。
時折私も見ておりましたが、懐かしい限りです。

しかし、皆様上手に作られますね。
 







JAZZレコード 今日の一枚 40
昨日の『JAZZレコード 今日の一枚 39』で記述させて頂きました、聴いてみたい曲が、「クリフォードの想い出 "I Remember Clifford"」。

そして、全くの偶然ですが、なにげにLPブレーヤーに乗せた一枚にこの曲がございました。

この『JAZZレコード今日の1枚は・・』は約20年も前に古道具屋の店先に段ボール箱に入っていた数十枚のJAZZLPを、そっくり箱買いしたものです。
買いは致しましたが、そのまま20年間は部屋の片隅に鎮座したまま。
私のクラッシック音楽の師匠が、実はJAZZもお聴きになっておられるという事から、私も何となく誘発されまして、聞き始めたわけです。師匠がレコードブレィヤーをプレゼントして下さいましたのでね、聴ける環境は整いました。
そのような訳で、すべてのLPは初めての視聴。どのLPがどなたの演奏なのか、何という曲が入っているのかは全く知らず、ただジャケットの雰囲気で順次聞き始めたと言うわけです。

そして、昨日の今日、「クリフォードの想い出 "I Remember Clifford"」に出会いました。これだから、音楽は楽しみが倍かするのですね。

で曲はどんな感じかと申しますと・・・・

夕日が茜色に染まりながら水平線に沈む時間、ホテルの窓辺でバーボンのロックを傾けながら、つまみはビターなチョコレート。心地よいアンニュイ感と冷め始めた闘志が交互に波打つ感覚に浸りながら、今日の自分を・・いや自分の人生を振り返る。自分を少しいたわり、明日からの臨戦態勢の仕事がふと心によぎる。「よし、自分自身には負けないぞ」と思ったとき、解け始めた氷が小さくコトッと音をたてて答えてくれる・・・

極めすぎですかね・・・(-_-) でもそんな感じ。

塚本 宣史
 
ART FARMER / BENNY GOLSON
アート・ファーマー / ベニー・ゴルソン
MEET THE JAZZTET
1960年にアート・ファーマーとベニー・ゴルソン、が結成した6人組グループがジャズテットです。マッコイ・タイナー、カーティス・フラー、デューク・ピアソン、シダー・ウィルトン、カーティス・フラー

このグルーブの曲は以前にご紹介申し上げました、
HERE & NOW / ANOTHER GIT TOGETHER / PLAYS JOHN LEWIS と同じグループ。

そんなこと当たり前だろうと思わないところに、初めて聴きます私めの浅はかさ。

1960年(昭和35年)10月の録音でした。