はて、さて 何から書くべきか。書かねばならぬ事、書きたい事が頭の中でメリーゴーランド
モンテヴェルディは初期バロック音楽最大の作曲家で歌劇の発展に寄与された方ですが、やはり一番知られております曲は教会音楽『聖母マリアの夕べの祈り』でしょう。三省堂クラッシック音楽事典では、『聖母マリアのための無伴奏6声のミサ曲と様々な声部の為の挽歌』となっております。2部構成で実に2時間以上におよぶ大作です。
そして、『倫理的・宗教的な森』も超がつくほどの大作で実に40番までの1〜8声の声・器楽曲です。
そのほかにも、「マドリガル曲集」、「音楽のたわむれ」等実に大作揃いの大作曲家です。
私も多くのCDを所有しておりますが、いつでも覚悟を決めてから聴くほどの作品群。
そして、この度私の師匠から 歌劇『オルフェオ』原題(オルフェオの物語)のご指導を賜ることが出来ました。
主人公 オルフェオにはフリオ・ザナージ(テノール)そしてエウリディーチェ役はアリアンナ・サヴァール(ソプラノ)。音楽と言う役でモンセラート・フィゲーラス(アルト)。
指揮 ジョルディ・サヴアール。
もう何も言うことは無いほどの構成。今は亡きサヴァール婦人のモンセラート。そして愛娘のアリアンナ。
ギリシャ神話に基づく歌劇の様式を継承しつつ古楽器の美しい旋律。
それでは、覚悟を決めて 参ります。 CD on。