アルボス 樹

運動音痴がはじめて出会ったゴルフの楽しさ。 そして幾分なりとも落ち着いて音楽を聴く 環境が出来、良き師匠にも出会うことが出来ました。
 
無条件降伏
世の中には 「うむーー 参った・参りました」と言うものがある大規模な火気など全く必要ない。わずか数十グラムのCD1枚で充分である。

『ニュー・シーズンズ〜グラス:アメリカの四季、ペルト、カンチェリ、梅林茂』 クレーメル&クレメラータ・バルティカ

● グラス:ヴァイオリン協奏曲第2番『アメリカの四季』
● ペルト:エストニアの子守唄
● カンチェリ:エクス・コントラリオ
● 梅林 茂:夢二のテーマ


グラスとはミニマル音楽家の大家フイリップ・グラス。そして我が教祖様アルヴォ・ペルトそしてカンチェリ。日本の映画音楽作曲家、梅林 茂の映画『夢二』のテーマ。

以前ご紹介申し上げました、「四季」ならぬ「エイト・シーズン」に続くクレメールによる『新しい四季』。

グラスの曲中にはふとペルトの「アリーナ」のような旋律が流れ、勘違いをしてしまいそうですが紛れもないミニマル音楽家の才能を遺憾なく発揮された作品。
ベルト先生は言わずもがなの美しく繊細な流れの中に、言いしれぬ寂寥感が。

カンチェリのドラマチェックな旋律からも思う所は沸々と沸き上がります。
梅林茂 短い曲でしたが、新しい四季を感じさせて頂きました。

しかし、参りました。すばらしい『新しい四季』。

我が師匠からのご指導でした。 師匠 参りました。完全無条件降伏です。
 







モンテヴェルディ を聴く
はて、さて 何から書くべきか。書かねばならぬ事、書きたい事が頭の中でメリーゴーランドラブ

モンテヴェルディは初期バロック音楽最大の作曲家で歌劇の発展に寄与された方ですが、やはり一番知られております曲は教会音楽『聖母マリアの夕べの祈り』でしょう。三省堂クラッシック音楽事典では、『聖母マリアのための無伴奏6声のミサ曲と様々な声部の為の挽歌』となっております。2部構成で実に2時間以上におよぶ大作です。
そして、『倫理的・宗教的な森』も超がつくほどの大作で実に40番までの1〜8声の声・器楽曲です。
そのほかにも、「マドリガル曲集」、「音楽のたわむれ」等実に大作揃いの大作曲家です。
私も多くのCDを所有しておりますが、いつでも覚悟を決めてから聴くほどの作品群。

そして、この度私の師匠から 歌劇『オルフェオ』原題(オルフェオの物語)のご指導を賜ることが出来ました。

主人公 オルフェオにはフリオ・ザナージ(テノール)そしてエウリディーチェ役はアリアンナ・サヴァール(ソプラノ)。音楽と言う役でモンセラート・フィゲーラス(アルト)。
指揮 ジョルディ・サヴアール。

もう何も言うことは無いほどの構成。今は亡きサヴァール婦人のモンセラート。そして愛娘のアリアンナ。

ギリシャ神話に基づく歌劇の様式を継承しつつ古楽器の美しい旋律。

それでは、覚悟を決めて 参ります。 CD on。

 







もろた
おとうポンのお師匠様からお荷物が届きました。
おとうポンは中に入っていた四角く平べったい物を見ながら、にやにやしています。
そのうちだんだん瞳の奥がキラキラしはじめアドレナリンが出てきてのでしょうか、どどどーーーと2階に上がっていきました。

あたしなんだか こ わ い。

でも、あたし良い物見つけました。おとうポンは全く興味を示さなかった【箱】
早速、わたしのセカンドハウスとしてお試し。

これがすばらしい。ちょっとグラマーな私にぴったりの【箱】
頂きーーーーー。

お師匠様有り難うございました。あたしの【セカンドハウス】かっこいいでしょう。
 







2015/11/09 11:48:19|レクイエムに魅せられて
ガブリエーリ と ラッソ を聴く
Giovanni Gabrieli ジョヴアンニ・ガブリエール
1モテトゥス「エドムより来たる者」
2ソナタ・ピアン・エ・フォルテ
3モテトゥス「処女マリア」
4モテトゥス「聖なるマリアよ」

Orlando di Lasso オルランド・デイ・ラッソ
1マニフィカト「ブレーテル・レールム・セリエム」
2モテトゥス「恵み深き救いの主の御母」
3モテトゥス「アヴェ・マリア」

ラッソの 2番、3番はCDのタリス・スコラーズ盤、DHM盤で何度か聴いておりますが、ガブレエールはすべて初めて聴く曲です。

Giovanni Gabrieli は器楽曲と教会音楽の作曲を主に、特にシンフォニア集は5声から22声までの幅広い合唱曲を作られております。

Orlando di Lasso はミサ曲、教会音楽、受難曲、シャンソン等々幅広い作曲活動をされ、実に2000曲におよぶ作曲は『音楽の帝王』と称されました。

実に42年前の録音ですが、指揮者ブルーノ・ターナーにより見事に合唱曲の本領を発揮されたLPと成っております。


それに致しましても、「モテトゥス」とは恐れ入りました。







しびれてます
過日記述しました Gounod /グノー 
Mess de Sainte Cecilie /セントチェチーリア・ミサ

しびれるLP。
朝な夕なに聴き惚れております。布団に入りましても頭の中で繰り返し音楽が鳴り響く。久しくこのような感覚はございませんでしたが、たまりません。

特に、2番目のグローリアGloriaニ長調 から3番目のクレドGredoハ長調へと展開して参ります独唱部分から合唱で高らかに "Et resurrexit"と歌われ、最後のクライマックスの6部の大合唱を迎えます。正に大圧巻。

スダンディングオベーション・・・・・ 一人でスピーカーに向かって拍手をしておのます姿を妻に見られてしまいました。(-_-;)(^_^;) (-_-;)(^_^;)  (^^;) (^^;)・・・

皆様にも是非 クレドをお聴き頂きたく、YouTubeの貼り付けを試みました。
m(_ _)m


お聴きください。極力大音響でお聴きください。そしてその迫力をご堪能ください。

あなたも必ず しびれますよ。(^_^)/~