アルボス 樹

運動音痴がはじめて出会ったゴルフの楽しさ。 そして幾分なりとも落ち着いて音楽を聴く 環境が出来、良き師匠にも出会うことが出来ました。
 
Gimell ゲット
私に取りまして古楽のレーベルと言えば、GimellかAlia Vox *cl*。
Alia Vox *cl*は師匠から教えを頂いております、サヴァールの作品を多く輩出しております。

今回はGimellレーベル、私の教祖様、ペルトの『ティンティナブリ・合唱作品集』を手に入れることができました。ピーター・フィリップス指揮 タリス・スコラーズです。
直輸入盤とはいえ、今までのGimellとはちょっと違ったジャケット。

収録
 ● マニフィカトのための7つのアンティフォナ
 ● マニフィカト
 ● 彼は誰々の息子だった
 ● ヌンク・ディミッティス
 ● 石膏の壺をもつ女
 ● 皇帝への年貢
 ● わたしはまことのぶどうの木
 ● トリオディオン

「ペルトの生誕80年に際して、彼の合唱作品を私たちの特別な視点で捉えたレコーディングをリリースできるというのは、大きな喜びである。インスピレーションに満ちた現代音楽を探す中で、私は彼に匹敵する人にはだれにも出会わなかったのである。」〜ピーター・フィリップス〜 

もちろん、ペルト信者としましては既に聴きこんだ曲もありますが、ここは抑えておきたいCD。
タリス・スコラーズの豊かな表現力で歌われるベルト教祖様の合唱曲。12音階ではなく48音階のような多声音楽。そして何と表現しいよいものか戸惑うほどの美しさ。
ベルトの御健康を願わずにはおられません。 
 
しかし、失敗もしてしまいました。
ブリュメル:12声のミサ「見よ、大地が大きく揺れ動き」
タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス(指揮)
も買ってしまいました。 
これ完全にダブり。

yahooオークションに出せばよいのですが、何でもおっくうがり屋の私は、そっと重ねてしまいました・・・とさ。(^_^;)
 







2015/12/08 14:09:03|のんびり行こうぜ
連投・連夜の午前様
一昨日は、三社グループの安全委員会の反省会がございまして、当社グループの役員社員等40名。下請け業者さん等50名での安全パトロールの慰労を兼ねた反省会が料亭にてございました。
月に一度、会社役員や安全委員等が、建設現場を訪ねて施工時の安全管理や整理整頓等を巡回・視察する事が始まって30年。建設現場は見違えるようにきれいになりましたし、ここ2000日ほどは無事故・無災害が続いております。

と言うわけで、「まあ、一杯」、いや「ご返杯と」大変な盛り上がりでございました。

そして、昨日はオリンパスホール八王子にて、「北島三郎」さんの『高尾山』記念コンサートがございまして行って参りました。
八王子観光大使であられる北島三郎さんが何とか八王子をアピールしようと自ら作曲なさりました『高尾山』。高尾山薬王院の猊下もおこし頂き、商工会等の肝いりで行われましたコンサート。北山たけしさんなども参加。
コンサートが終わりまして、では八王子で一杯となりまして、結果午前様。

そして、今日は当社の忘年会です。社員、下請けさん等の大宴会。
そして2次会はカラオケ大会とのこと。

ああ・・・・・ 今日も連投・連夜の午前様。『肝臓君、がんばって・・』

 







メシアン オルガン曲を聴く

オリヴィエ・メシアンは、私の師匠からご指導を得ましたピアノ曲「鳥のカタログ」、「ニワムシクイ」をご紹介させていただきましたが、彼の作品では、管弦楽曲「トゥーランガリラ交響曲」や室内音楽「世の終わりのための四重奏曲」が特に有名ではと感じます。

しかし、彼はビアニストであると同様、実はオルガニストでもありました。そして作品数もピアノ曲や管弦楽曲に劣らない曲を残されております。

オルガン曲全集のCDは5、6枚組で結構なお値段が致しますが、この度良い品物をyahooにて落札することができましたのでご紹介いたします。

オルガン曲集VOL3 
1950年の作品 聖霊降臨祭のミサ(Messe de la Pentecôte)
1951年の作品 オルガンの書(Livre dorgue) 

オルガン曲集VOL5 
1965年から69年にかけて作られました
聖なる三位一体の神秘への瞑想
(Méditations sur le Mystère de la Sainte Trinité)

オルガン演奏は ハンス=オラ・エリクソンです。

残念なことに、オークションでは、VOL3とVOL5しか入手できませんでした。
ぼちぼち検索をしながら他の作品も手に入れたいと・・・・いやいや 聴きたいと感じます。

メシアンの圧倒的曲調。私の感想より是非一度お聞き下さい。
聖霊降臨祭のミサ のさわりですが。









ワン・アース
過日、私のクラッシックの師匠からご指導頂きましたCDでご紹介しておりませんでした1枚から。

ミニマル作曲家の大家。テリー・ライリーは既に何曲かご紹介しておりますが、今回は、『ワン・アース、ワン・ピープル、ワン・ラヴ』 クロノス・クァルテット(5CD)の中から

Disc1:『Sunrise of the Planetary Dream Collector』
1. サンライズ・オブ・ザ・プラネタリー・ドリーム・コレクター (1980)
2. 『太陽の環』より「ワン・アース、ワン・ピープル、ワン・ラヴ」 (2001)
3. クライ・オブ・ア・レイディ (1990)
4. G-ソング (1980)
5. ラクリモサ−ケヴィンを偲んで (1998)(未発表音源)
6. カデンツァ・オン・ザ・ナイト・プレイン (1983)

5枚組CSのタイトルとも成っております2番目の「ワン・アース、ワン・ピープル、ワン・ラヴ」。聴き終わりました感想はと申しますと。
One Earth, One People, One Love (From Sun Rings)はライリーの独特の作品手法が使われ、その緊迫感は常に音楽のジャンルに革新的試みのように感じられます。聴き手は宇宙船に、そして今は廃墟と化した地球からコンピューターの声で、One Earth, One People, One Love・・・・・One Earth, One People, One Love・・・・と繰り返されやがてそのコンピューターの音量も小さく、途切れがちに・・・・

常に警告のメッセージを発するライリーの音楽をクロノス・クァルテットが見事に演奏しております。
このような音楽が、音楽の世界に留まってくれることを願わずにはおられない世界観。
そして、「Cry of A Lady」 と続きますが、これは古楽のチャントのような響き。

聴き応えのある1枚でした。

Disc4:『アダムのためのレクィエム』  も聴いてみたい物です。

 







ルディ・ヴァン・ゲルダー
私の会社のK取締役は、知る人ぞ知るLPの博学者。
彼は、リスナーであり、コレクターであり、投資家ではと感ずるのですが、とにかく将来値が出そうなLPの収拾に余念がないようです。

それはさておき、TさんからRVGなる人物 Rudy Van Gelder(ルディ・ヴァン・ゲルダー)を教えていただきました。
LPの中心にRVGなる刻印があれば間違いなく初版のプレスであり、結構な値段がするので調べてみてはどうか。 というお話しでした。


ルディ・ヴァン・ゲルダーは一般に音楽史上で最も重要なレコーディングエンジニアの一人と考えられており、古典的名盤といわれるものも含め、数百のセッションを録音したジャス史の影の伝説的人物である。(ウィキペディアより)

そこで、レコードの歴史なるものを色々調べますと、これが結構奥が深い。何せエジソンの時代まで遡るわけですから。

しかし、今回の話は、値が上がる(高額なLP)の話し。
そこで、私も自宅の100余枚を探してみることにしましたが、まあブルーノートのLPでジャケットの同じ物は6・7枚ありました。既に『JAZZを聴く』でご紹介させていただいた何枚かですがね。

しかし、じっくりと探すのは根気がいる仕事です。何せ字が見にくい。そして、あまり値段に興味がない。
それより聴く方が忙しいぐらいCDが届き出しました。

では、次回はその中から又 クラッシックをご紹介いたします。(^_^)/~