ジョルディ・サヴァール最新録音!
3人の大作曲家による『主は言われた』を聴く【収録情報】● ヴィヴァルディ:主は言われた RV.595
● モーツァルト:ディクシットとマニフィカト ハ長調 K.193
● ヘンデル:主は言われた HWV.232
さて、ヴィヴァルディ:主は言われた RV.595は詩編109番の詞に基づく教会音楽なのだが、三省堂のクラッシック音楽作品名辞典では 「主はわが主に言われた」となっています。この書き方は一般的ですので問題は無いのですが、管理番号がRV.595ではなくRV.594になっています。多分三省堂の間違い。 でもちょっと不安。
モーツアルトのディクシットとマニフィカト ハ長調 K.193は括弧書きで、186gの番号が付いております。そして聖母マリアのリタニアK195にも括弧書きで186dと記載されております。多分186のa b c と言う作品も有るのかもしれません。しかし探すすべなし。
当然と言えば当然なのでしょうが ヘンデルの曲も詩編109番の詞。
この3曲はそれぞれ指揮者も演奏家も違いますが所有済み。しかしこの度サヴァール先生が透明感のある名指揮ぶりを発揮。
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャとル・コンセール・デ・ナシオンの
力量に感服。
又 テノールは櫻田 亮さんとのこと。
一部のみですが 詩編の旧約聖書を貼り付けました。
第 109 章
1 わたしのほめたたえる神よ、もださないでください。
2 彼らは悪しき口と欺きの口をあけて、わたしにむかい、偽りの舌をもってわたしに語り、
3 恨みの言葉をもってわたしを囲み、ゆえなくわたしを攻めるのです。
4 彼らはわが愛にむくいて、わたしを非難します。しかしわたしは彼らのために祈ります。
5 彼らは悪をもってわが善に報い、恨みをもってわが愛に報いるのです。
6 彼の上に悪しき人を立て、訴える者に彼を訴えさせてください。
7 彼がさばかれるとき、彼を罪ある者とし、その祈を罪に変えてください。
8 その日を少なくし、その財産をほかの人にとらせ、
9 その子らをみなしごにし、その妻をやもめにしてください。
10 その子らを放浪者として施しをこわせ、その荒れたすまいから追い出させてください。
11 彼が持っているすべての物を債主に奪わせ、その勤労の実をほかの人にかすめさせてください。
12 彼にいつくしみを施す者はひとりもなく、またそのみなしごをあわれむ者もなく、
13 その子孫を絶えさせ、その名を次の代に消し去ってください。
サヴァール先生 感極まりました。 万歳・万歳。
師匠 感謝・感謝。