桜の花も咲き始め、明日は多くの学校で、始業式・入学式が行われます
進級、入学おめでとうございます

ところで、
今、組合事務所には、
「どうして、小学校1年生は、もう4月から5時間授業なの

」とか
「6年生ですら理解が大変な『立体図形』の学習を4年生に教えなければいけない。ちょっと無理があるんじゃない

」などなど…
親や教師から声が寄せられています

これは、新学習指導要領による授業時数が、1年生で68時間、2年生で70時間、4〜6年生が年間35時間も増えているからです

来春から使われる新教科書も、現行の教科書に比べてページ数が平均25%も増えています

今から、子ども達の悲鳴が聞こえてくるような気がして仕方ありません。
どうして、こんな無茶な教育政策がまかり通るのでしょうか。
思い出すのが、元教育課程審議会委員の三浦朱門氏の
次の言葉です。
「できん者はできんままで結構。…劣っていると判断された子どもは積極的に無知に育てる。」
その結果、子ども達は、「わかる喜び」「できる嬉しさ」を奪われてしまいました。国や都教委は、新学習指導要領にそって、ますますこの方針を忠実に実行しようとしているのです

子どもを守るためですから、黙っていてはいけません。
「おかしいことはおかしい」と声を挙げていきましょう。
そして、更に大きな声になるように、あなたも組合に入ってほしいのです
