毎日の生活の中で、近くて、遠い存在のようになっている『横田基地』
今、あらためて存在意義が問われている『横田基地』
本当に、日本にとっても、西多摩の住民にとっても、
必要なものなのでしょうか。
福生市・瑞穂町・武蔵村山市・羽村市・立川市・昭島市(構成面積順)の5市1町にまたがる、沖縄県以外の日本では最大のアメリカ空軍基地、それが『横田基地』なのです。
歴史的に見れば、日本の全土米軍基地化と再軍備のきっかけになったのが1950年の朝鮮戦争でした。その後、当時の多くの反対の声を押し切って結ばれた「60年日米安保条約」。50年前の出来事です。それが、いまだに結ばれ続けているのです。
当時、日米同盟は、旧ソ連を最大の仮想敵国とし、アメリカによって、アジア全域を視野に入れた「反共のとりで」として位置づけられてきました。しかし、ソ連崩壊によって、状況は一変します。アメリカを中心とした西側同盟が存在理由を失ったのです。ソ連崩壊後、在外米軍兵力は、約61万人から約28万人と半数以上に激変したのです。今、実態的に機能している軍事同盟は、日米・米韓・米豪・NATOだけになっているのです。
そんな中にあって、
今、沖縄では、「米軍基地はいらない」という意思表示を繰り返し表しているのです。
この9月12日に行われた沖縄いっせい地方選挙。日米両政府の「合意」で米軍普天間基地の「移設」先に名指しされた辺野古を抱え、注目された名護市議選挙。普天間基地「移設」ノーを貫く稲嶺市長を支持する候補が16名も当選し圧勝したのです。
「米軍基地はいらない」これが、今、沖縄の常識になっているのです。
この沖縄の闘いに連帯し、
本土でも「米軍基地はいらない」の声を上げようという集会が予定されています。
『沖縄とともに声を上げよう 横田基地もいらない! 10・9市民交流集会』
10月9日(土)

福生市民会館大ホール
午前11時から「映画 流血の記録 砂川」上映。
午後1時からは市民交流集会。
その後、基地周辺のデモを予定しています。

子ども達へ平和の日本を贈りましょう。