文科省は、ようやく30年ぶりに学級編成基準を現行の40人から35人にする計画を発表しました

しかし、実際に実施するかどうかは、まだ不透明…

今回の文科省の計画案は、「元気な日本復活特別枠」の政策の政策コンテストの審議にかけられます。3兆円の各省要求からコンテストで1兆円に絞り込む特別枠に、35人学級の予算が入っているのです。
Q 政策コンテスト・特別枠って、なんですか?
A 来年度の政府予算案に各省が要求した金額とは別枠で政府が用意した1兆円の予算枠のことです。ところが、各省の特別枠への要求は3兆円。これを1兆円に公開で絞り込むのが政策コンテストです。文科省は、このコンテストの対象になる特別枠の中に、
「来年度小学校1・2年生を35人学級にする予算要望」を入れて出しました。
30人学級をもとめる国民の声が大きければ、
コンテスト(事業仕分け)で削られない

というわけです

今こそ「署名の力」を発揮せねば

なのです。
私たちは、「ゆきとどいた教育をすすめる全国署名」にとりくんでいます。
街で見かけた際には、ご協力頂けるとうれしいです

私たち全教・都教組はもとより全国のPTA連合会、全国校長会、そして、各地の教育委員会もこぞって30人学級を要求しています。
35人学級の計画は前進ですが、国際水準にはほど遠い…

国の責任で、30人学級を、ぜひ来年度から実現してほしいものです
