昨日の日曜日。
日曜学校のスタッフの担当でした。
マタイ<聖書>25:15〜29から、タラントの話をしました。
話を簡単に要約すると
主人にお金を預けられた しもべが
預かったものをどうするか、というたとえ話です。
3人のしもべが 能力に応じて5タラント、2タラント、
1タラントを主人から預かりました。
(タラントは お金の単位)
5タラント預かったしもべは
商売をしてさらに5タラントもうけ、
2タラント預かったしもべも同様に
さらに2タラントもうけました。
1タラント預かったしもべは
穴を掘って お金を土の中に隠しました。
主人が帰ってきてから しもべたちに
預けたお金をどうしたか聞きました。
2人のしもべは
主人にほめられ 「わずかなものに忠実だったので
たくさんのものを任せよう」
と 言われます。
しかし 1タラントだけ預かったしもべは
(1タラントを失ってしまうと
主人に怒られるかもしれないと思い地の中に隠した)
と言い訳します。
このしもべは
(悪いしもべだ、
そう思うなら銀行に預けておけば利息がついたのに。)
と主人にしかられ
持っているものまで取り上げられてしまいます。
このたとえ話は
私たちが 生まれながらに与えられている
神からの賜物(ギフト)のことを指しています。
私たちの個性や 能力、特技、才能などは
生まれてくる前に
私たちが自分自身で選んで持ってくるものではありません。
それぞれに 違ったものが与えられています。
子供たちに タラントに見立てて切った画用紙に
神さまに何をもらっているか 書いてもらいました。
そして ひとりひとり
自分だけの タラントの本を作りました。
自信をなくしたときや
悲しくなった時、
誰かと比べられた時
また 比べてしまった時は
これを見るんだよ、と話しました。
気づこうとしないと分からないけど
私たちは
こんなにたくさんのものをもらっている。
持っていないものに目を留めて
自分の力を ないがしろにするんじゃなく
持っているものに目を留めて
わずかなものであっても
小さい事であっても 全力をつくす者に
神は豊かな祝福を与えてくださり
さらに 増し加えてくださる、という真理が
子供たちに伝わっていれば 嬉しいな、と思います。
人は 他人と自分を比べると がっかりしがちです。
あるいは 人と比べる事で
満足を得ている人もいるかもしれません。
大切な事は 人と比べる事ではなく
神の視点で物事を見ることです。
私も 自分の価値観や判断基準だけで
子育てをするのではなく
神の視点で 子供たちを愛する事ができるようになりたいです。
そして
家族に仕える、という
一番小さな場所で 愛をもって忠実に仕えることが
できるようになりたいです(^-^)
*よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは
わずかなものに忠実だったから、私は あなたに
たくさんのものを任せよう。
<聖書 マタイ25:21>
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