青梅市立今井小学校は、青梅市の東部、
埼玉県に近いエリアにあります。
今回この学校の校庭で
打ち上げ花火の企画があると聞いてやってき
たタマちゃんディレクター。どんな内容なんでしょうか…?!
企画したのは今井小学校のPTAの皆さんです。人が集まる地域行事やPTA主催のイベントがコロナで中止となる
中、
子どもたちに夏の素敵な思い出を作ってもらいたいという想いから
、密にならないよう、
自宅や近所からでも鑑賞できる打ち上げ花火を計画したのです!

花火の資金集めにはクラウドファンディングを活用。
小学校や消防署、地域住民の協力を受け、
8月上旬の打ち上げ花火に向けて準備が進んでいきました。
準備が行われていた日、
PTAの皆さんは小学校の側で
風船を持って集まっていました。
糸でしっかりと結ばれた複数の風船。これらを使って、
ある観測が行われるとのことなんですが…?!

風船は20メートル間隔で合計3カ所ヒモにくくりつけられていて
、実はこれが
「打ち上げ花火が見える目安」となる100メートルの高さまで上げられます!今回の花火のコンセプトは、
打ち上げ場所の校庭に集まらずに自宅周辺から花火を鑑賞してもら
うこと。
つまり
風船が見える場所が、当日花火を楽しめる場所となるんです!!

風船を飛ばすことは保護者の皆さんにもお知らせしてあり、
小学校に通う子どもたちも自宅周辺から花火が見えるか、
風船を見て確認しているんだそう。
作業の様子はPTAのホームページにその場でアップ。
花火を心待ちにしている人たちへ瞬時に情報を届けていました。
タマちゃんディレクターも学校周辺をまわってみると、
風船がよく見えるポイントをいくつも発見しましたよ!

打ち上げ日程は保護者や学校関係者のみにお知らせするなど、
密を防ぐ工夫を行いました。
学校周辺に住む皆さんには、
自治会組織の協力を得てチラシを回覧するなど、
花火についての理解や支援の輪を広げる活動も行いました。
そしてやってきた打ち上げ花火当日。
実はこの日、台風の影響で大雨が降っていたのですが、
花火の時間が近づくにつれてだんだんお天気が晴れに…!

たくさんの人の想いを汲んで、
お天気も晴れを用意してくれたんですね〜!
安全のために立ち入り禁止となった校庭では、
青梅市納涼花火大会で花火を手掛ける
ホソヤエンタープライズが準
備を行っていました。
地元消防団による、延焼を防ぐ放水作業も完了し、準備万端です!

そしてついに、打ち上げ花火がスタート!!
限られたスペースで打ち上げるため花火は小型煙火と呼ばれる種類
を使用していますが、
連続して発射される花火が作り出す光の芸術は圧巻です!

今井小学校周辺以外の地域からでも、
その美しい姿を見ることができました。
タマちゃんディレクターも美しい花火を見上げながら「た〜まや〜
!」「か〜ぎや〜!」
「ホ〜ソヤ〜!!」と大絶賛。
自宅の窓やベランダから鑑賞したり、表に出て花火を楽しむなど、
コロナ禍ならではの鑑賞方法で夏の風物詩「打ち上げ花火」
を堪能できました。
きっと子どもたちにとっても、
最高の夏の思い出になったに違いありませんね!

(2021年8月現在の情報です)
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