タマちゃんディレクターがやってきたのは、
青梅市新町にある
JA西東京「かすみ直売センター」。
ここで
農家のパン屋さんがつくった焼き立てパンが販売されていま
す。
しかもパンに使われている原料は、
なんと青梅で収穫された
青梅産の小麦なんです!

現在パンを出荷しているのは2軒で、そのひとつが…
あっ!センターに入ってすぐのところにお店がありました!
「みか築やパン工房」です!

みか築やパン工房では、
毎月4のつく4日、14日、24日のみパンを販売しています。人気のパンはベーグルと食パンだそう!うーん!どれも美味しそうですね〜!

小麦の生産をしたのは、
JA西東京指導経済部営農課です。
2020年11月に植えて、
2021年6月に収穫期を迎えました。
営農課では、生産して収益に合う作物づくりを研究し、
軌道に乗ったらそのノウハウを農家に譲り渡す事業を進めています
。
そのひとつが、青梅産小麦の生産と、
その小麦を使ったパンの販売なのです!

裏作として青梅産の
大豆も生産していて、
直売センターで販売するお豆腐やお味噌の製造も進めているんです
よ。
まだ模索中ですが、
農作物が商品になるまでの販路を確立してそれを拡大できれば、
収益に見込んだ生産が可能となるのです。
青梅産小麦は3反の畑で生産されました。品種は
「ユキチカラ」です。関東圏でもよく育つ小麦で、高タンパクなのが特徴!
パンづくりにも適していると言われているんです。
無農薬栽培でしたが、収穫量はなんとおよそ1トン!出来も上々だそうです。
収穫された小麦は製粉され、有償提供されます。
みか築やパン工房は農家のパン屋さんとして協力し、
パンをつくり直売センターに出荷しているのです。
そんなみか築やパン工房は
店舗を持たないパン屋さんで、
開業したのは令和元年です。販売は直売所のほか、
オーダー注文やマルシェなどのイベントへの参加が主体となってい
ます。
パンづくりのコンセプトは
安全安心。天然酵母にこだわり添加物は一切使用していないので、
無農薬の青梅産小麦はみか築やパン工房のパンづくりにぴったりと
合致しました。
ですが、最初はふくらみが悪いなどかなり試行錯誤したそう…

しかし今かすみ直売センターに並ぶパンたちはどれもふっくらして
いて美味しそうです!

このパンたちは毎月4のつく日に販売されていますよ!
レパートリーも多く、7種類以上は並びます。
ここにあるパン全てに、青梅産小麦が使われているんです。
自家農園の新鮮野菜を使ったお惣菜パンから、
マフィンなどのケーキ系まで色々おいてありますが…
特に青梅産小麦の美味しさを堪能したい!という方は、
青梅産全粒粉の角食パンと、プレーンのベーグルがオススメです!


ということでタマちゃんディレクター、
テイクアウトしたパンをいただいちゃいます!
爽やかな秋の風が吹く土手で、食パンを手に取ると…
おお…きれいな焦茶色です。これが本当の小麦色なんですね…!
何もつけずにそのまま一口。
おおお〜!もっちもち!そして小麦の香りが強い!
柔らかくて小麦そのものの甘さを感じられて美味しい〜!

さらにベーグルは青梅産小麦100%!
こちらは一段と香り高く、歯応えもしっかりあります。
小麦の美味しさをじっくり味わえます!サンドウィッチのバンズにしても良し、
トーストすればサクフワ感も楽しめます。
青梅産小麦という付加価値の付いたパンは、
かすみ直売センターで販売されています。
特にベーグルと食パンはパン好きな方にはオススメですので、
ぜひみなさんも4のつく日にテイクアウトしてみてくださいね〜!

(2021年9月現在の情報です)
===============
かすみ直売センター
青梅市新町2-28-19
TEL 0428-31-1115
営業時間 8:30〜17:00
Pあり
地図
===============