マルちゃんディレクターがやってきたのは圏央道青梅インターのそ
ばにある
TMS株式会社です。
2020年の10月に設立した会社で、
原子力発電所など放射線取扱施設における放射線計測機や、
放射線の技術を利用した非破壊検査を手がけています。
代表取締役の
小林裕信(こばやしひろのぶ)さんは、
以前大手電機メーカー富士電機に勤めていた経験があり、
当時お仕事で交流のあった会社と協力して
「Team K project」を立ち上げました!

現在、
商品化に向けた資金の支援をクラウドファンディングで呼びかけて
います。
この商品化を目指している
「ライフライト2021」というアイテム。
実は、ある画期的な技術が使われていて…
なんと、
水を検出すると発電するという水電池が使われているんです!
Team K projectの一員である三嶋電子が商品化している「
ライフライト」を改良し、GPS機能を追加したものが「
ライフライト2021」です。
着水後、搭載された水電池が発電しLEDライトが発光!💡
水電池がセンサーとして働き、
GPSによる位置情報を発信します。
専用アプリで救助者の位置を確認できるため、
迅速な救助につながることが期待されます。
GPS信号の送受信、システム、
アプリ開発など専門知識を持つ会社が集まるTeam K projectだからこそ可能な商品なんですね!

マルちゃんディレクター、
水電池を電力に使った
ランタンを持たせていただきました。
見た目は一般的なものと変わらないように見えますが…
水に入れると、あっ!灯りがつきました!

水に浸しても重たくならず、とても使いやすそうです。
水電池の素材は、マグネシウム・食品添加物由来の電解液・
加工した不織布・電線コードで、一般廃棄が可能な、
自然に優しい商品です。
大きさにもよりますが、水電池の
点灯時間は2日〜20日間と長寿命!災害時にも頼りになること間違いありません。
さらに、水を検知することで発電する仕組みを取り入れて、
小林さんらが作ったのが、
河川の増水を知らせる警告灯です。
装置の下部に設置されたボックスに水電池が入っていて、
増水した河川の水が水電池に触れると、
装置上部のLEDライトが点灯!

無線によって情報が伝達され、
素早い対策をとることができるシステムなんです。
夜など状況がわからない時でも、
ライトがついていれば安心ですよね。
中小企業4社が集結しそれぞれの専門知識を活かした、
新たな製品づくりと地域貢献を目指す「Team K project」!
チャレンジ精神あふれる皆さんの取り組みに注目していきたいです
ね。
(2021年10月現在の情報です)
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TMS株式会社
(プロジェクトリーダー小林さんの会社)
青梅市新町6-13-16 2F
TEL 0428-78-0049
地図
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