まるおディレクターがやってきたのは青梅市沢井にある隠れ家的カ
フェ、
沢井マウンテンカフェの離れです。
こちらでは、
青梅市を拠点にアウトドアアクティビティを主宰する
アドベンチャーディバズによって、
地図を読み解く講習会が定期開催されているんです

講習会では地図読みの基本を室内で学んだ後、実際に山を歩き、
地形と地形図を照らし合わせて地図を読み解く力を養っていきます
。
講師はカナダ生まれの
北村ポーリンさん。マウンテンバイクやバックパッキング、
さらにはアドベンチャーレースまで!
アウトドアアクティビティに精通した外遊びの達人なんです

まるおディレクター、
まずは御嶽駅から沢井駅周辺の地形図を見ながら、
地図読みを勉強です!
地図記号のひとつ、
等高線の間隔の幅から、山の傾斜や地形、
斜面の方向を読み取ることができます。
紙の地形図から山の頂上や尾根、谷、
沢などの地形情報を立体的に理解できるんですね。
尾根と谷を色分けしていくとさらにわかりやすくなります。
地図に関する基礎知識をしっかり身につけたら、
実際にフィールドを歩いて行きますよ〜!

山に登る前にコンパスをだしたポーリンさん。
実は、コンパスが指し示す北のことを
磁北といいます。
磁北は地球の自転軸の北、つまり
真北と実はズレがあるんです。
地形図の上部は北側を記していますが、これは真北のことで、
磁北と方角のズレが生じるため、地形図には赤い線で
「磁北線」が書かれています。
この磁北線とコンパスを頼りに、
自分の進む方角と地図の方角を等しくする作業のことを
整置といい
ます。
例えば自宅から最寄駅までのルートを確認したい時、
目線がある方向に地図を向けてあげると、
地図が苦手な方でも駅までのルートを簡単にイメージすることがで
きますよね

さて!登山道に入っていくと…
一気に周りの緑の色が濃くなってきました。
地図読みの通りの「つづら折り」になっている道を進んでいくと…
御嶽駅から惣岳山に続く登山道、
「関東ふれあいの道」がある尾根筋にやってきました!

地図と照らし合わせながらいくと、
自分が尾根を歩いているのがわかります。
まるおディレクターもこの先の地図読みに挑戦です。
どうやら地図上では
鉄塔がこの先にあるみたいですよ…
鉄塔があると思われる次の目的地に向けて、
登山道を下っていきます。
下ると、平らな道が現れました。
山では
ピークとピークの間にある平坦な部分のことを鞍部と呼びます。ここから鉄塔がある地点までは登り坂!がんばって登っていきます。
この時点までは、
先ほど地図から読み解いた通りのルートでしたが…
鉄塔があるはずの地点に…
鉄塔がない?!
見渡しても見つかりません。地図読みを間違えちゃった…?!
焦るまるおディレクター!
と、登ったみなさんで周りをよーく探してみると…
あ!
ありました!!!
木々に遮られ確認しづらいのですが、
鉄塔はピークより少し下がった場所に設置されていました。よかった〜!
地形図の等高線は10メートルずつ表記されるのですが、
10メートル以下の起伏というのは読み取ることができません。
地形図を頼りに、
実際に目で見て現場を確認することが大切なんですね!
地図を読むことが苦手でも、
自らの力でルートを切り開いていくことは楽しいこと!とポーリンさんは語ります。それこそが
外遊びの極意なんですね

みなさんも、
地図読みの技術を身につけて遊びの幅を広げてみてはいかがでしょ
うか?
(2021年6月現在の情報です)
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