女の子の健やかな成長と健康を願う桃の節句に合わせ、
西多摩地域でも
ひな祭りのイベントが感染対策をとりつつ開催され
ています。
今回は、青梅市住江町にある歴史資料館、
青梅 津雲邸で3/27まで開催されているひな祭り展にマルちゃんディレクターが
おじゃましました!
津雲邸は地元選出の元国会議員、
津雲國利によって昭和初期に建てられました。
当時流行した和洋中の異なる要素を取り入れた貴重な建築物で、
国の登録有形文化財に指定されているのです。
今回のひな祭り展では、
津雲邸の風情あるしつらえを活かした展示を楽しむことができます
!

さっそく中に入ってみると…最初は茶室でした。
部屋にある掛け軸や飾りのいたるところにおひなさまがいます!

続いて広い展示スペースにやってきました。
ここでは江戸時代の職人たちの技巧を間近で鑑賞することができま
す。
津雲邸の各部屋には、公家の風俗を忠実に縮小した有職雛や、
明治初期に天皇家から下賜された初参人形など、
貴重な人形や雛道具がなんと700点も展示されているんです!
細かく美しい雛道具の数々…
職人技をじっくりと堪能できちゃいますね。
ここで西多摩各地で開催されているひな祭り展をご紹介します!
あきる野市内では
「第6回秋川渓谷雛めぐり」が、3/6(日)まで開催されています。
武蔵五日市駅から続く檜原街道沿いの店舗や施設では、
感染対策をとりながら雛人形の展示が行われています。
会場の一つである旧市倉家住宅には、
大正や昭和時代のおくり雛や、
豪華な御殿飾り雛などが展示されています。
また、
同じあきる野市内の武蔵増戸駅周辺の店舗や施設でも展示がされて
いますよ。
そして瑞穂町の耕心館と、郷土資料館けやき館では
「第16回瑞穂のつるし飾り」が例年より規模を縮小して3/6(日)まで開催されています。
会場には耕心館のボランティアスタッフ手づくりのつるし飾りなど
が展示されていますよ。
このつるし飾りは今年の干支「寅」と、
瑞穂町で最近鑑賞できるようになった北海道のアポイ岳に自生する
「アポイキキョウ」をテーマに制作されています。
雛人形とつるし飾りが生み出す華やかな雰囲気を楽しむことができ
ますよ!ぜひみなさんも足をお運びくださいね

さて!津雲邸をじっくり見て回ってきたマルちゃんディレクター、
最後は2階の大広間に行ってみると…
とっても大きな雛人形が飾ってありました!

これは見応えがありますね…

津雲邸だから置ける大きさ!
見入ってしまいます。
この他にも、
昭和時代に作られた雛人形なども展示されていました。
説明文を読みながら、江戸時代から昭和時代に至るまで、
雛人形の歴史を学ぶこともできます。
ぜひみなさんも、
素敵な雛人形の世界を間近で見て感じてみてはいかがでしょうか?

(2022年2月現在の情報です)
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歴史資料館 青梅 津雲邸
青梅市住江町72-2
TEL 0428-27-1260
地図
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第6回秋川渓谷雛めぐり
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第16回瑞穂のつるし飾り
耕心館・瑞穂町郷土資料館けやき館
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