てんこもり情報局!西多摩マルかじり
 
2022/06/06 10:33:00|西多摩で楽しむ
パントマイムワークショップ

6月19日(日)まで、青梅市内では青梅舞台芸術フェスティバル2022」が開催されています!ピカピカ
生の舞台芸術を鑑賞することで感動を体験し、心豊かな生活を過ごす目的で企画されており、アマチュアからプロまで様々なジャンルのアーティストが出演するイベントが用意されているんです。

今回はイベント期間中に行われるワークショップにタマちゃんディレクターが参加してみます!
ワークショップの講師は、すごいパフォーマーの方でした。

青梅市在住のパントマイミスト清水きよしさん
20歳の時にパントマイムを始め、なんと今年で芸歴55年なんです!ウォーキングワイワイ
清水さんはヨーロッパやアジア、そして日本各地でパントマイムを披露してきました。

ワークショップはまず体を動かしてみることからスタートしました
二人一組になってお互いの右手を合わせ、絶対に離さないようにグルグル自由に動いてみます。

すると…

あれ?!右手の指が……ちょっと伸びてる?!台風
右手だけ動かしたから??
タマちゃんディレクターびっくり!!
今度は左手を離さないようにして動いてみると…
あれれ?!今度は元に戻ってる…!!なぜ?!汗

ワークショップではとにかく不思議な体験が盛り沢山!ピカピカ大人も子供も夢中になってしまう内容なんです。

でもこれ、実はすべて思い込みによるものなんです。
パントマイムは言葉や道具を使わずに動作や表情だけで人の感情を表現します。
「からだとあそぶ」ことをテーマにしたこのワークショップは、パントマイムの魅力を理解することにつながるんです!ハート

たくさん体で遊んだあとは、パントマイムに挑戦!ワイワイみんなで風船をふくらましてみました。
そして最後にはその風船を空に飛ばして…見えなくなるまで見送りましたよ。

言葉と道具が使えない制限がありますが、どんなことでも自由に表現できてしまうパントマイム!音符
皆さんも自由なパントマイムの世界を体感してみてはいかがでしょうか?

(2022年6月現在の情報です)



 







2022/05/29 18:07:22|西多摩で楽しむ
漆器修繕ワークショップ

マルちゃんディレクターがやってきたのは青梅市とあきる野市の境に位置する、青梅市長渕9丁目。
ここには蛍が生息する清流「大荷田川」が流れています。

この大荷田川沿いには「膳椀倉」と呼ばれる、真新しい木製の小屋が建てられています。
膳椀倉とは、大荷田川沿いの集落、大荷田地区で使われていたお膳やお椀を保管しておく倉のことなのです。
長年使われていませんでしたが、地域の方々により2020年の夏に修復されました!今は地域文化の発信地として活躍されています。

今回はこちらで、膳椀倉に保管してあったお椀やお盆など、漆器の修復作業のワークショップが行われるとのこと!ピカピカ
マルちゃんディレクターも参加させていただきました。

講師を務めるのは青梅市在住の漆芸家、二重作 櫻(ふたえさく さくら)さんです。
長年使われていなかったお盆は、多数の傷がある状態。
木のくずや漆などを混ぜたものが、あらかじめ塗られています。
今回は濡らしたサンドペーパーを使って、修復部分を研ぐ作業からスタート!

慎重にゆっくりスリスリ研いでいくと…
だんだん表面がザラザラからツルツルになってきました!ピカピカ

滑らかになったことを確認したら、修復部分に生漆を塗る作業に入ります。
漆を塗る道具は、とっても珍しいものを使用するんですよ。

それは…なんと、人毛の刷毛!ワイワイ
脂っ気の少ない髪の毛を、檜の板に挟んで作ったものが良いそうです。

漆を塗ってみると…なんだか甘いような香りがしてきました。
これが漆の香りなのでしょうか。マルちゃんディレクター、初体験です。
塗った部分を乾かして、次回開催されるワークショップで再度漆を塗って仕上げるんだそうですよ。

貴重な漆塗りのワークショップでは、新たな発見に出会えました!ハート
みなさんもぜひ、体験されてみてはいかがでしょうか?

(2022年5月現在の情報です)


 







2022/05/29 18:02:58|西多摩のココがすごい
講談師 菊地玉雲

タマちゃんディレクターが初めて菊地玉雲さんにお会いしたのは「ネッツたまぐーセンター」で毎月25日に開かれている講談の会場です。

これはコロナ禍の自粛ムードの人たちに近場で少しでも楽しんでもらえればと、毎月25日の「講談の日」を玉雲さん自らが企画したものなんです。
しかも入場は無料です。

菊地玉雲さん、70歳。
釈台と張り扇、そして独特の口調で、エネルギッシュに西多摩ゆかりの一席を披露していますピカピカ

会場には玉雲さんの師匠である、若林鶴雲さんの姿もありました。
玉雲さんが講談の世界に魅了されたのは64歳の時、TAMA市民塾で、鶴雲さんの講座を受けてからだそうです。
講座が終わった後も師事し、2019年には「玉雲」の名をもらい、講談師としてデビューしました!ワイワイ

実はこの日、熱心に活動を続ける玉雲さんをねぎらい、師匠からお手製の釈台がプレゼントされました。素敵な師弟関係ですよね…ハート

玉雲さんがふだん講談の創作や練習の場としているのが、「青梅」の地名の由来として知られる「将門 誓いの梅」のある金剛寺です。

玉雲さんは愛知県瀬戸市のご出身。
上京後は様々なアルバイトに付き、その後結婚。
35年間小学校で教鞭をとり、青梅や福生の小学校にも勤務しました。
講談との出会いは、退職されてからだったのです。

玉雲さんが創作する演目は、西多摩ゆかりの作品です。
作家、吉川英治や中里介山の小説も講談にしています。
そして新作は「将門と青梅」の史実をもとに創作し書き下ろしました。
こちらは梅の時期にちなんで、来年の3/25の講談の日に初お披露目される予定だそうですよ。

さて、タマちゃんディレクターもちょっとだけ講談の世界にふれさせていただきました。
吉川英治の長編小説、私本太平記の「湊川の戦い」そのハイライトシーンとなる合戦の修羅場読みに挑戦しました。
玉雲さんに教わりながら読んでみますが、節や抑揚をつけるのがかなり難しそう…!汗

本番ともなればすべて台本を覚え、リズミカルに緩急をつけ、かなりの声量も必要となります。
年齢的にも体力的にも難しくなりますが、日々講談に取り組む玉雲さんの姿勢には圧倒されます。

5/15に吉川英治記念館でのイベント、気楽に楽しむ話芸の世界」が開かれました。玉雲さんの舞台です!ピカピカ

披露されたのは、タマちゃんディレクターも挑戦した私本太平記の「湊川の戦い」!ワイワイ
勢いよく滔々と読み込まれていき、修羅場読みにはタマちゃんディレクターも息を呑んで聞き入っていました。
玉雲さんの熱量あふれる「湊川の戦い」に、来場者の方々も魅了されていましたよ。

一席申すのが生きがい。
身近な話芸として講談を広め続ける菊地玉雲さん。西多摩新人物伝に登録です!ハート

(2022年5月現在の情報です)

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「廿五日は講談の日」
開催時間 15:00〜15:30
場所   ネッツたまぐーセンター
地図
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2022/05/23 13:16:48|西多摩で楽しむ
jihan de おうめマルシェ2

マルちゃんディレクターがやってきたのは、青梅駅前交差点の近くにあった「jihan de おうめマルシェ」なのですが…
実はこの度ビルの取り壊しに伴い、急遽移転することになったんです!ワイワイ

jihan de おうめマルシェは、第3日曜日に開催されている「おうめマルシェ」の常設や、コロナ禍での対策を目的として2021年の夏にオープンしたものです。
店内は昭和レトロなとってもチャーミングな作りとなっていたんですよ!

引っ越しした新たなjihan de おうめマルシェは、カフェころん北側の中庭に面した多目的スペース、「青梅シネマ」の1階部分にあります。

手作り感と温かみのある入り口!
入ってみると…あっ!自販機がありました!ピカピカ

自動販売機には「おうめマルシェ」に出店している11店舗のこだわり商品が並んでいます。
出店者の一人で、今回の自動販売機引っ越しに力を注いだのが、シフォンケーキの引き売りでお馴染みのちゃんちき堂の久保田さんです。
仲間を募り、すべての自動販売機を、わずか1日で移設させてしまいました!ウォーキングワイワイ

移転してから新たな商品や参加店が増えているそうですが、最近は新鮮野菜の出店も増えてきています。
有機野菜が人気のヤナガワファームは、取材した日はカブをおさめていました。

また、自動販売機を管理しているのは「まちつくり青梅」です。
搬入納品のお世話や、トラブルの対応にもあたっています。
マルちゃんディレクター、意見箱を発見!トラブルがあった時に紙に書いて箱に入れるシステムなのですが…このアナログ感がまた良い味になっています。

ところでjihan de おうめマルシェ、場所が街道筋から路地裏の奥まったところでの販売となりましたが、売れ行きに影響はあるのでしょうか…?
とちょっぴり心配なマルちゃんディレクターでしたが、カフェころんやこの施設を利用される方々が立ち寄っていかれることも多いそうですよ!ハート

せっかくなので自販で購入しちゃいましょう!
もう知っている方は知っているかと思いますが、jihan de おうめマルシェには両替機がありません。
小銭のない方は、まず冷蔵販売機でお札と小銭を交換します。ヒエヒエの100円玉が出てきますよ〜!雪

マルちゃんディレクターが今回購入したのは、とうふ工房ゆうの特選濃い豆乳
そしてお得感満載の、無農薬で作る川口農園のいちごと葉物野菜アシタバ
お家に持って帰って、豆乳いちごミルクとアシタバのお浸しを作っちゃいます。

jihan de おうめマルシェには、ちょっと買ってみたくなるこだわりの商品がたくさん!音符
ぜひみなさんも、自動販売機でのお買い物の醍醐味を楽しんでみてくださいね〜!

(2022年5月現在の情報です)

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jihan de おうめマルシェ
青梅市本町117
営業時間 9:00〜20:00
地図
jihan de おうめマルシェで検索!
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2022/05/23 13:09:00|西多摩で楽しむ
ひまわりプール開き

タマちゃんディレクターがやってきたのは青梅市黒沢3丁目、黒沢川の支流、黒仁田川沿いのエリアです。

おや?なにやら川のそばに不思議な囲いスペースがあります!
囲いの中では大人の人たちが水を掻き出しているようですが…?

実はこの場所には、黒仁田川の水を堰き止めて作ったプール、その名も「ひまわりプール」があったんです!!ピカピカ

プールが作られたのは今から60年近く前の昭和38年。
地域の子ども会が中心となり、水質の綺麗な黒仁田川を俵や丸太で堰き止めてプールを作りました
その後、青梅市の補助金で周囲がコンクリートで固められ、シャワーや更衣室なども整備されていき、「山のプール」として当時は国語の教科書に掲載されるなどとっても注目されたんです!

しかし少子化の問題から、今からおよそ20年前に廃止となってしまいました。

そんなひまわりプールが、今年復活したのです!!ワイワイ

5月1日のプール開きでは、水が抜かれたひまわりプール内で、来賓や地域の関係者が参加し、安全祈願祭が執り行われました。

ひまわりプール復活のために尽力したのが、胸にひまわりの絵がプリントされたTシャツを着ているひまわりプール保存会」のみなさんです!ピカピカ

式典終了後に、会長の中村さんにプールにどのように水をためるのか伺ってみると
プールの先端にパイプが付いていて、そこのフタを閉じるとプールに川の水が入ってくる仕組みになっていました!

実際にたまった川の水に触れてみると…
つ、つ、冷た〜い!!!でも気持ちいい〜!!ワイワイ
川の水ってこんなにキンキンなんですね!とタマちゃんディレクター。夏が待ち遠しくなってしまいます。

ひまわりプール保存会は、地域の有志10名によって2020年10月に発足。
まず取り組んだのが、上流から流れて堆積していた土砂や砂利の除去作業です。
2021年の8月には地域の子どもたちを招いて、プールの壁面の落書き大会を開催!音符
夏を待ちかねる子どもたちの想いが、とっても賑やかにカラフルに描かれています。

山に囲まれた谷に流れる川を堰き止めたひまわりプール。
こんなに自然と一体となれるプールはきっと他にありません!
式典当日はちょっぴり寒い中でしたが、保存会メンバーも夏を先取りして、プールを楽しんでいました。
ぜひみなさんも、利用されてみてはいかがでしょうか?

(2022年5月現在の情報です)

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ひまわりプール
利用方法 「おそきの学校と地域を考える会」の
     ホームページより事前申し込みが
     必要です。
     ホームページはこちら!
利用期間 5月1日〜9月30日
利用時間 10:00〜17:00
利用代金 1日単位 環境整備員として1人
     あたり200円、最大3000円
利用人数 最大20名 イベント時を除く
※子どものみの利用禁止。必ず成人の監視の元ご利用ください。
利用方法は「ひまわりプール公式YouTubeチャンネル」をチェック!
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