まるおディレクターがやってきたのは青梅市黒沢。
清流、黒沢川のほとりにある、
織物工場だった建物を使ったお店「ラグタイムラボ」です!
店内で異国情緒を味わえる展示が行われているということで、
芸術の秋を満喫しにさっそく行っちゃいましょう
ラグタイムラボでは、本場トルコの家庭料理を楽しめるほか、
トルコの伝統的な毛織物である草木染め
キリムを多数販売しています
。
お店に入ってみると…おおお!異文化が広がっています!模様も色も綺麗な織物がたくさん!
100年使えるウール織り、なんてものも発見しちゃいました。
キリムは、
トルコ周辺の国々の遊牧民に受け継がれてきた伝統的な織物です。
織り上げるときに、
横糸を縦糸に交互に通す平織りで織られることが特徴。
軽くて丈夫で長持ちするキリムは、
敷物や穀物を入れる袋として遊牧民たちから重宝されてきました。
ところで、
ラグタイムラボでは11月7日までキリムのコレクション展が開催
されていました。
展示品を出品していたのが、
小田陽一(おだよういち)さん。トルコに大変造詣が深い方なのです!
小田さんはフリーの編集者として働いていた40歳の時に、
トルコ旅行で訪れたヒッタイトの遺跡を見てすっかりトルコに魅了
されてしまったんだとか!
以来40年間で60回以上もトルコを訪れ、トルコの人々や歴史、
文化への見聞を深めてきました。
トルコを紹介する旅行ガイドブックに写真や説明文を寄稿するほど
、トルコに精通した方なんです!
小田さんはトルコ各地でキリムを収集し、
帰国後に都内で
キリム専門店「アスラン」を経営。
天然染料を用いた草木染キリムは、
化学染料では出せない独特な風合いを楽しむことができます。
ラグタイムラボの店内には、
小田さんが収集した貴重なコレクションが展示されていましたよ!
そんな中注目したのは、
ジジムという織物。
ジジムは平織りしたキリムに、
刺繍のように立体的な柄を織り込んだ織物で、
浮き彫りとも呼ばれています。
手の込んだ細かい柄をほどこすので、
キリムと比べ手間と時間が断然かかるんだそう。
一見の価値ありな、
小田さんが収集した数々のアンティークキリムたちなのでした
みなさんもぜひラグタイムラボで、
トルコへの旅行気分を味わってみてくださいね!!
(2022年11月現在の情報です)
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Rag Time Labo
青梅市黒沢2-812
TEL 090-8778-6892
営業時間 11:00〜17:00
定休日 水曜日
Pあり
地図
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