タマちゃんディレクターがやってきたのは、住江町にある
青梅津雲邸歴史資料館の雛まつり展です! 🎎
風格ある門構えで、今は歴史資料館となっている津雲邸。
もともとは青梅出身の代議士・
津雲國利が、昭和初期に建てた邸宅です。
京都から宮大工を招き、青梅の大工、石工、畳職など職人たちの粋を集めて建てられた貴重な
「瓦葺入母屋造」の建物は、
2020年に国登録有形文化財に指定されました。さて!2/11から3/26まで開催されている春の
「雛まつり展」では、江戸後期の有職雛、稚児雛、次郎左衛門の立雛、江戸・七澤屋の極小雛道具のほか、天皇家から下賜された貴重な初参人形など、
江戸から明治につくられた700点あまりのコレクションが展示されています。ということでさっそく2階に上がってきたタマちゃんディレクター。
大広間に展示されている段飾りを見せていただきました!
これは今から200年ほど前、江戸時代に作られたとても高貴なお雛さまなんだそうです。
どんなお雛さまなのか、津雲國利代議士のお孫さんで館長でもいらっしゃる津雲さんにお話を伺いました。
このお雛さまは
有職雛(ゆうそくびな)といって、公家の風俗を忠実に縮小・再現した雛人形で、一般ではほとんど見かけない、本当に貴重なお雛さまなのだそう。とても美しくて繊細な印象ですね…
笛や太鼓を持った五人囃子もなんだか雰囲気が違う感じがします…が、こちらは実は五人囃子ではなく
「五人楽人」。雅楽の楽人の優雅な趣きが上流階級に好まれ、高級なひな飾りに多く見られるそうです。なんだか厳かで歴史を感じます。
またお雛さまに使われている雛道具がまた、細かく繊細なものばかり!
雛まつり展では、江戸の雛道具人気ブランドだった
「七澤屋」のものが多く展示されています。
雛道具は今で言う
おままごとの道具なのですが、どれも精巧な作りで、江戸職人の技がみられます。豪商の女性や大奥などで大変好まれたそうですよ!
津雲邸にあるこれらのお雛さまたちは大正から昭和にかけて集めた津雲家のコレクション。とても熱心なコレクターだったんですね!
また今回、津雲邸では各地銘菓の
雛菓子を展示に合わせ取寄せをされていました!
とっても可愛くて細かい、カラフルな雛菓子たち。ここでしか買えないようなレアなものもあるため、これを目当てに買いにくるお客様もいらっしゃるそうですよ。
色々貴重な雛人形や道具が展示されている雛まつり展!是非みなさんも、実際に近く見てその優美さや精巧なつくりをお楽しみくださいね!!
(2023年2月現在の情報です)
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青梅 津雲邸 雛まつり展
開催期日:令和5年2月11日(土)〜 3月26日(日)
開館日:開催期間中の金・土・日・祝日
開館時間:10:00〜16:00
入館料:一般 500円 ・高校生300円・
中学生以下無料
地図
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