青梅市住江町、旧青梅街道沿いに店を構えていた音楽専門店
「マイナー堂」昭和28年、1953年の創業からおよそ
65年にわたり、
音楽文化の発信基地として多くの人々が利用してきました。
都内でも有数の品揃えを誇り、カセットテープなどもたくさん。
CDやダウンロードに不慣れな方々にとっては、
強い味方となってきたマイナー堂なのですが…
実は取材当時、閉店まで1ヶ月を切り、
閉店セールが開催されているところだったのです。
そんな中、お店にぞくぞくと集まってくる方々の姿が…

それは、マイナー堂で働いていた
元アルバイトのみなさんでした。
実はこの日、閉店を聞きつけた皆さんが集まり、
なんと
同窓会が企画されていたのです!
中には
25年ぶりに来たという方も…!
長い間とても愛されてきたことがわかるマイナー堂。
そこにはずっと、アルバイトの皆さんから
「やっちゃん」という愛称で慕われ続けている店主、
須崎八州治(すざきやすはる)さんがいました。
実は須崎さん、
多摩ケーブルネットワークの
音楽情報番組のパーソナリティとして出演経験があり、
西多摩地域の人々に音楽の情報をお届けしていたこともあるんです
!

音楽が大好きな須崎さん。
お店でアルバイトをしていた皆さんに、
幅広いジャンルの音楽を聴くようアドバイスをしてきました。
お話を聞いてみると「やっちゃんに曲を教えてもらった」
という方もいて、
皆さんにとって須崎さんは良い兄貴分的な存在だったことが伺えま
した。
そんな皆さんの青春時代の思い出がつまったマイナー堂。
65年という長い歴史の中で、
だんだん音楽の主流がダウンロード配信になってきたことや、
マイナー堂創業者の茂さんの介護のことなど…
様々な理由を考慮して、閉店の決断を下しました。
アルバイトをしていた皆さんは23名も集まり、
今までの感謝をこめて、須崎さんとともに同窓会がスタート!

久しぶりの再会に思い出話に花が咲き、盛り上がった同窓会。
そしてアルバイトの皆さんから、
須崎さんに寄せ書きが手渡されました。
そこには、
マイナー堂への感謝の言葉がぎっしりと綴られていました。
音楽を通して貴重な経験を得ることができた方も多く、
アルバイトの方々だけでなくお客様も、
マイナー堂で出会った音楽が人生をより良いものに変えていったに
違いありません。
お店は3月をもって閉店しましたが、
マイナー堂はきっと永遠に皆さんの心の中に生き続けることでしょう・・・!65年もの間、素敵な音楽と思い出を本当に、ありがとうございました!