発達支援でつながろうin西多摩

発達に支援を要する子どもたちへの教育・保育に関する話題を発信します。
 
2008/08/05 6:42:33|その他
嵐のあとで
 昨日の夕方から大雨洪水警報が出て、車軸を流すような激しい雨と稲光の乱れ撃ち。どうなることかとどきどきしました。打ち合わせで出かけていた娘からSOSの連絡があるのではと、晩酌をがまんして待っていたのですが、夜10時過ぎにひょっこり徒歩で帰ってきたので、力が抜けてしまいました。また、昨日は市の海外派遣事業でアメリカに行かせていただいていた息子が2週間ぶりに帰宅。見た目ではわかりませんが、内面はひと皮むけてきたような気がします。貴重な体験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。こんなに長期間、息子が留守をしたことはなかったので、戻ってきて、やっと家族パズルのピースがそろったようで、ホッとしました。
 嵐のあとの涼しさ・・・と言えますね。今朝は湿気はすごいですが、気温が低いので快適です。今日の午後は大正大学の玉井邦夫先生の講演会です。玉井先生は日本ダウン症協会の理事長(だったと思うのですが)として有名ですが、専門は子どもの虐待を中心とした家族支援と言っていいと思います。
 僕が玉井先生を知ったのは、先生の著書である講談社現代新書「《子どもの虐待》を考える」を通じてです。今から5年くらい前でしょうか。僕が3年かかって子どもの虐待を発見した、という実践論文を書いたところ、読んでくださった大学の先生が、冒頭の子どもの様子を書いた部分に目を通しただけで「ああ、虐待のケースね」と看破されたのです。子どもが告白してくれるまで3年もの間、虐待に気づかなかった僕としてはかなりショックな出来事でした。何としても虐待の勉強がしたくて、その先生に紹介していただいたのが玉井先生の本です。本を読み進めるうちに、これは広く知ってもらわなければならないと強く思ったので、当時山梨大にいらした玉井先生に連絡をとり、翌年2回も多摩地区で講演していただきました。
 そのころに比べれば最近では虐待についての情報もだいぶ知られるようになりました。でもまだ関心のない方も数多くいますので、もっともっと広めていきたいです。今日の講演会が楽しみです。
 また後ほどご報告しますね。







2008/08/04 23:02:13|その他
こんばんは
 このブログを始めて3週間ちょっとです。悪気はなかったのですが、ブログの更新に力を入れすぎてしまって、頂いたメールへの返信などが遅くなったり、滞ったりしました。言い訳ですが炎天下でプールに入ると消耗が激しくて、夜は集中がきかないことも多かったです。まずこの場を借りてお詫びしたいと思います。
 さて、今日は暑い埼玉県川越市に出かけてきました。仲間5名で施設見学ということで第2いもの子作業所にお邪魔しました。
 午前中は施設長から、社会福祉法人皆の郷と作業所についての講演を受けた後、作業の中心であるせんべい作りの工程を見学させていただきました。午後は新しくスタートした入所型施設の見学の後、この新施設に賭ける施設長の熱い思いをたっぷりとうかがうことができました。
 施設長は元教員。僕たちと同じ特別支援学級の担任でした。定年前に教職を辞して、福祉の世界に飛び込んだのです。同じ障害をもつ仲間と関わる仕事でも、教育と福祉は、考え方取り組み方が大きく異なっているように僕は感じていて、今回の施設長のお話は両方の世界に通暁した方ならではの実体験に基づいたもので、たいへん貴重な機会だったと思います。
 いいお話をいっぱいうかがった中で何かひとつくらいご紹介したいですね。卒業生に最後に何かやりたいことはないかと尋ねたら、野球をやりたいと答えたそうです。施設長は校長先生と相談して、高校野球で使用する大きな球場を押さえて、希望する生徒、先生、保護者で野球大会をされたそうです。試合後、施設長は卒業生たちに話しました。
「この野球大会は君たちが手を挙げて、野球がやりたい、と言ってくれたから実現した。夢を持った時、挫折して困った時、手を挙げることを迷わないでほしい。手を挙げてくれれば、周囲のみんなが手を差し伸べて、願いを実現させることができる。手を挙げることがこわいと感じることがあるかもしれない。それでも、私は君たちに、あえて勇気をもって手を挙げてほしいと願っている」
 自分がこの社会の一員であるという事実に自信をもって、引け目を感じることなく、自分の思いを主張して欲しい、ということだと思いました。がまんすることや、人の助けを借りないで自分の力でやることの大切さは承知の上での、メッセージだと思います。
 もっともっとお話を聞きたくなりました。機会を設けて、ぜひお招きしたいと強く思った次第です。
 たくさんおせんべいを購入して帰路に着きましたが、それ以上にたくさんのおみやげをいただいた一日でした。







2008/08/04 6:40:46|その他
おはようございます。
 朝起きるとすでに多くの方のアクセス記録が残っていて、これだけ立ち寄っていただいているのに更新しないわけにはいかないという悪循環(?)に陥っている感があります。それならもう立ち寄らないなんて言わないで下さいね。感謝しています。
 さて再三申し上げておりますが、今日は特別支援学級の教員研修ということで埼玉県川越市にある第2いもの子作業所に行って来ます。HPを紹介しようと思ったら、ちょっと調子が悪いみたいでトップページの写真が出ません。そのうち直るでしょうから、掲載しておきます。
http://www.d2imonoko.jp/index.html
 僕がこの作業所を知ったのはラジオの番組でした。日曜の朝に家族を車で送っていった帰りに、偶然聴いた番組です。中村メイコさんと神津カンナさんがぼりぼりとおせんべいを食べながら、実はこのおせんべいは作業所の仲間が作っているのだと紹介してくれました。施設見学の行き先を探していた僕は、すぐに飛びついて、HPをチェックし、連絡をとったわけです。本当に何がご縁になるかわかりません。
 それでは、また後ほどご報告させていただきます。







2008/08/03 22:39:09|その他
やっと酔いが・・・
 醒めてきました。午前中に友人宅で飲み始め、午後は大宮駅近くの寿司屋で男8人で飲みました。夕方には終わって帰ってきましたが、今の今までへろへろでした。
 今日の会は高校の同窓生の集まりです。特に高校時代に深いつながりがあった、という訳でなく、幹事が呼びたい人を呼んでいるという、雑駁な会です。みんな同い年ですから、会社勤めの仲間はそれなりの地位に出世しています。後は自営の仲間がいて、僕ともうひとり公務員の男がいました。
 みんなそれぞれのポジションで活躍もし、苦労もしている人たちですが、一緒に酒を飲んでいると高校の時に戻ってしまいます(高校生はもちろんお酒は飲みません)。語るべき体験を共にしている絆の強さを感じました。
 仲間のひとりは保育園に関わっているようで、僕が保育士資格を取得したことをおもしろがっていました。また、別の男は今流行の学校評議員に就任したとのことで、学校教育に関心をもっていました。これまでまったく縁のない領域にいた人たちが、ひょんなことでつながってきますね。酔った頭で、とても愉快に感じていました。
 やっとの思いで帰宅して、夕食もとらずにごろごろしていました。今日はもう早めに休もうと思います。アクセス数はうなぎのぼりで、もうどうなっているのかよくわかりません。ぜひまた、コメントをお寄せくださいね。
 明日は川越市の作業所を見学に行きます。とてもおいしいおせんべいを作っていらっしゃるとのことで、楽しみです。







2008/08/03 11:26:37|その他
再コメント感謝します。
 今、友人宅にいます。僕のブログを紹介しようとしてパソコンを開いたら、コメントに気が付きました。この後の会があるので、時間がなくてすみません。
 タナカさんのコメント、すごくうれしかったです。月並みな表現ですみません。思ったことが伝わるんだなーと感じました。今後ともいろいろ教えてください。今までまったく接点がなかった方々とつながることができるんですね。それがブログのすごさです。
 また後ほど。本当にありがとうございました。