発達支援でつながろうin西多摩

発達に支援を要する子どもたちへの教育・保育に関する話題を発信します。
 
2008/09/19 0:46:01|その他
アクセスを頂いているのに・・・
 ちっとも更新しないで申し訳ないです。プールが終わったと思ったら、体育大会の練習が全開で、体力的につらい毎日です。
 しかし、明日からは休暇をいただいて、鳥取県米子市に行きます。前にお知らせしました、日本特殊教育学会の山陰大会です。台風と行き違うようで心配ですが、行く事自体はすごく楽しみです。
 僕は学割を使って鉄道で現地に向かいます。金曜の夜に打ち合わせて、土曜の朝一番が自主シンポジウムです。どうなりますやら。
 それでは、行ってまいります。







2008/09/16 5:54:16|その他
祝4000アクセス!!
 朝ブログをチェックしたら、偶然自分が4000アクセス目になってしまいました。自分でお祝いするのもヘンな話ですが、やっぱりちょっとうれしかったので書き込みをしています。
 実は、うっかりしていたのですが、今年は順番に当たっていて、年度末に発行される研究紀要に誌上発表をしなくてはなりません。せっかくのチャンスですから、何かしらの調査を行いたいと思っていたのに、今まで取り組んでいませんでした。
 頭の中では多少イメージがあります。特別支援教育の下で、特別支援学級が通常クラスに貢献できることを探ったらどうかと考えています。各小中学校には「特別支援教育コーディネーター」という役割の先生が指名されています。この人たちにインタビュー(あるいはアンケート)を行って、特別支援学級の担任が通常学級をどのように支援できるのかを考えられればと思っています。
 思いついたのはいいですが、実際に行うのは大変そうです。早速考えていきたいと思います。







2008/09/15 10:15:21|その他
三連休なのに・・・
 全然更新していなくて・・・最近の話題を構わず書いていきますね。
@昨日は高校時代からの友人一家が遊びにきてくれました。夫婦と三人娘。うちの娘が加わると4姉妹になります。三人娘は小学生2人と幼稚園児で小さいので、わが娘(高校2年)には苦労をかけました。僕は友人と昼間から飲み会です。こういう家族ぐるみの付き合いができるのも、それぞれの奥さん、家族の理解があるからですよね。感謝しなくてはなりません。お互いの子どもたちの「大きくなり具合」を確認していくのも、こういう付き合いの楽しみですね。親父二人は年齢を自覚してお酒のセーブができるようになり、酔いつぶれることもなく、楽しい一日になりました。
Aこのブログで何度も紹介してきました淑徳大学の小川 恵(さとし)先生が11月に福生二中で講演会を行ってくれることになりそうです。PTA主催の会になると思います。また詳しくわかったら、お知らせしますが、近くで無料で聞けるのですから、ぜひ大勢の方にご参加いただきたいです。
Bこの週末、僕は休暇をいただいて、鳥取県の米子市に行ってきます。日本特殊教育学会の山陰大会です。僕の出番は、20日(土)の自主シンポジウムですが、朝9時半からなので、前日の夜に打ち合わせることになりました。今回は遠いので遠慮しようと思っていましたが、京都の花園大学の渡辺 実先生からお誘いをいただき、喜んでお受けすることにしました(誘われているうちが花ですから)。「発達的視点から発達に遅れのある子の育ちを支える」というテーマです。また新しい出会いがあるといいなーとワクワクしています。







2008/09/11 6:12:21|その他
明石洋子さん・徹之さん講演会
 だいぶ先の話ですが、来年2月7日(土)に明石洋子さん・徹之さん親子を羽村にお招きすることができることになりました。会場・時間は未定です。明石さんは自閉症をもつ息子さんの徹之さんを、通常学級、定時制高校に通わせて、一般枠で川崎市役所の職員に合格させた、いわば「カリスマ保護者」で全国的にも非常に有名な方です。今回は徹之さんご本人にもおいでいただき、一緒に講演していただく予定です。
 今年度、一般の方向けの学習会「西多摩障害児教育を考える会」を一回も開催できていなかったので、悩んでいましたが、これで何とか一回は開催できそうでホッとしています。
 明石さんから、今週の土曜日13日、午後2時半から、NHK教育テレビで出演する番組の再々放送があると連絡がありました。以前この場でご紹介した大正大学の玉井邦夫先生も出演されるそうです。ぜひご覧になってください。







2008/09/08 21:15:18|その他
田部井さんの講演から
「きょうだいとともに豊かに生きる〜障害児ときょうだいについて家族の視点から考える〜」という演目でお話しいただきました。兄弟姉妹を合わせて考えるので、あえて平仮名で「きょうだい」と書いています。
「障害のある人とほぼその生涯を通して関わっていけるのは、きょうだいだけではないでしょうか。きょうだい同士が仲良く心を通じ合って生きていけることは、障害があろうがなかろうが誰しも望むことだと思います。きょうだいには、@障害のあるきょうだいの事が好きで、親御さんのしていることを素直に受け止めている人もますし、Aきょうだいの事で困ることがあったり、親御さんが自分のことを愛しているか心配で、そのようなことを考えてしまう自分のことも嫌いで辛いと思っている方もいます。私たちきょうだいの会の仲間たちの感じていることは、その両方の気持ちです。」
 きょうだいの気持ちと親の気持ちは違います。一般的にきょうだいの方が客観的でシビアだそうです。きょうだいは自分の就職や結婚、また将来の介護等の問題に向き合わざるを得ないからです。だからこそ、きょうだいには同じ境遇の仲間が必要だと田部井さんは言います。
「「きょうだい」の問題は、「家族」のあり方の問題です。障害があろうがなかろうが、家族が家族らしく生活していけば、きょうだいはきょうだいらしくなるものだと、私たちは考えています。きょうだいが小さい頃の家族のありようが、きょうだいの将来の人生に大きく影響すると思われます。きょうだいが親の愛情を十分に感じられる家庭であることが大切です。そのためには、特に初期段階での様々な家族への支援が必要なのです。」
 静かに心にしみるお話でした。僕には何が出来るだろうと真剣に考えさせられました。これからも考え続け、何か答えを見つけたいと思います。