アンコウってね、鍋にするあのアンコウですよ。鮮度のいいアン肝って、フォアグラより美味しいっていいますけど、私も大好きです。頭に釣り竿とルアーつけてて、なかなかユーモラスな魚ですよね。肉がやわらかいので、吊さないと切れない。アンコウの吊し切りって有名ですよね。切りやすくするために、お腹に水を詰め込むこともあるそうです。 で、アンコウの雄なんですけど、見たことあります?雌と全然かっこうが違うんですよ。だから、人間が食べてるアンコウって、全部雌なんですけど。アンコウの雄ってね、雌の肛門の近くに、まるで寄生虫のようにへばりついてるんです。実際養分も雌からもらってます。ようするに、魚っていうより、寄生虫って感じの存在。生まれてすぐに、近くにいる雌に必死で取り憑くんです。雌にくっつけなかったら、そのまま死んじゃいますから。雄そのものがまるで精子みたいな存在なんだな。で、一生その雌にくっついて生きていきます。もちろん、取り憑いている雌が死んだら、いっしょに死にます。厳格なる一夫一婦制ですね。理由はわかりませんが、アンコウの雄は、生殖機能だけを残して、後はほとんど退化しちゃったんですね。 だから、ヒモの鏡かな?ってなお話でした。
|