《4月10日》 土曜日の昭島ホエールズと立川ベテランズのR戦。4回、立川V守屋選手、前の打席で3塁打。第3打席、2死走者なしから守谷選手のレフトへの飛球は、打った瞬間に大HRと分かった。3塁側のベンチからは、昭島市営球場ならスタンドインしたな!の声。 それでも左翼手の熊谷選手は、懸命に背走して、転がっていく打球をスライディングで止める。そこに俊足の中堅手榎本選手が追いつき、熊谷選手が転んだままで榎本選手にトス、受け取った榎本選手は、大遠投70mのワンバン好返球、坂本選手が、3塁で守屋選手にタッチしアウトとした。
昨年、W55齊藤は昭島Wの監督になった。平均年齢が77歳の貧打チームだった。それでW55は、冬、守備固めに重点をおいて懸命に練習した。そして運よく4勝して念願の1部に昇格した。 だが、1部では7試合のうち、5試合に先制するも、体力のなさから追加点もとれず、後半に逆転され2勝5敗で、2部に降格となった。 1部で戦うには、どうしても若手選手の力が不可欠だと思った。W選手達に、つてを求めて若手選手のスカウトを頼んだ。夏には、昭島の団地に選手募集の1000枚ビラやBTCに張り紙させてもらった。3人入会したが、2〜3回で来なくなった。 そこで、秋に再度、選手個々人に当たり、心当たりの若手選手のスカウトを懸命に頼んだ。特に、同年代のWの若手選手に頼んだのが功を奏した。 その結果が、今春のレフト、センターの若手新入選手のナイスプレーとなって表れた。W55がレフトを守っていたら、球を拾う前にホームインしていただろう。 土曜日のR戦では、立川Vの3番〜6番に5連打を含む、13打数9安打を打たれた。いずれも若手選手だった。春になると急に強くなるチームがある。特に若手投手の入会は大きい。 西部連盟で配布する選手名鑑に、新入会選手は、Nの印が付いている。試合に際してはマークしなくてはならない。それにしても60代前半と70代後半では、まったく違う選手だなあ。W55も、昔は、活躍した若手選手でしたが。 ★昭島W55齊藤修 |