《1月8日》 故野村監督の著書「野球は、頭でするものだ」上巻を、福生図書館で借りてきた。索引には、気になる言葉が並んでいる。還暦野球選手として、気になる10ケを挙げてみた。 ●欠点は、人に注意されても直らない。 ●同じミスを繰り返さないために ●見えないファインプレーをきちんと評価する ●人は褒められて育つ 〇接戦ではミスをした方が負ける 〇結果オーライが一番まずい 〇情報戦が勝利を左右する 〇観察力こそコーチの条件 △不満分子には責任ある仕事をまかせろ ◇老いに勝てる者は誰もいない 読んでみて、残念ながらプロ選手の事例を挙げての記述が多く、肝心のだからどうすべきだが少ない。 松浦藩の兵法書にある「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は、プレーヤーとしては、考えさせられることが多い。 W55が最も嫌う言葉に「言い訳するな!」がある。この言葉が発せられるとそこで全て終わってしまう。ミスした選手には、なぜミスしたかきちんと理解できているのか発言させるべきである。聞いた他の選手にも、参考になること多いはずである。索引の2番目にある同じミスを繰り返さないためには、野村監督は、「指導者は、試合後のミーティングでなく、すぐに指摘すべき」と記述している。 負け試合には、必ず理由がある。負けの反省→即改善は、強いチームづくりに必要だし、野球は頭でやるものと、予てから思っている。 ★昭島W55saitou |