アルボス 樹

運動音痴がはじめて出会ったゴルフの楽しさ。 そして幾分なりとも落ち着いて音楽を聴く 環境が出来、良き師匠にも出会うことが出来ました。
 
総会

昨日は、私の勤めるグループ会社の共栄会の総会でした。
共栄会とは、各位関係者(協力会社)の集まりであり、建設会社が主体となっているので、躯体部会、設計部会、仕上部会、設備部会、材料部会の5部会で、全社70数社の社長さんが参加されるます。その他にも下請けさんの会社も多数あるが、共栄会は一定の取引総額によって組織されています。
私はオブザーバーとしてご招待を受けて懇親会への参加です。

場所は東京都下のホレスト・イン昭和館で行われました。以前は熱海や白河で泊まり込みで行ったが今年は近場での総会でした。(総会の翌日はゴルフをしてましたがね。)

何とか母の夜間の介護をお願いして私も参加することが出来ました。帰宅は代行車にお願いして懇親会では痛飲・痛飲また痛飲でした。

料亭の『車屋』は良く使いますが、人数が多いのでホテルとなりました。新年会等もこのホテルを使用しますし、新年会では北島三郎さんも良く来て下さいます。

バブルが崩壊した後、多くの建設会社が倒産いたしましたが、何とか乗り切り、今は逆に競争相手が少なくなりましたので仕事は以前にも増してご注文を頂いております。消費税の税率アップの前に駆け込みのご依頼もあり監督さんも大忙しと言ったところです。喜ばしい限りですが、事故の無いようにお願い致します。


 







2014/04/22 10:41:26|母の為の ページ
PHP
1年ぶりで本屋さんに立ち寄ってみました。

母と住むようになって10年。ドライブや公園、買い物に行った帰りの母の口癖は、『家に着く前にちょっと本屋さんに寄ってくれる』でした。

本屋さんに着くと自由行動。母は本屋の端から端までを見て回ります。雑誌、専門書、歴史書、政治経済、あげくはコミックから受験勉強の本まで見て回ります。
はじめは自分の読みたい本が見つからないのかと感じておりましたが、母は平おきになった本の表紙を読みながら、時代の変革を読み取っていたのです。

「婦人画報」等の写真が多く載った本を選んであげても満足せずに、活字を読みたがります。そうです、新聞は朝刊も夕刊も母のために取っておりました。

母は以前にも読んでおりました「PHP」を毎月買い求めて読んでおりました。10年で約100冊の「PHP」が母のベットの前の本棚に並んでおります。
母が体調を崩した昨年からはうっすらとほこりをかぶっておりましたが、私が1冊毎に読み始めました。

母の介護で精気を無くした私も「PHP」を読んで元気を得られるようになりました。
本は私が勤めます事業体の図書館から借りてきて読んだり、Amazonで買いも求めておりましたが、久しぶりに本屋に立ち寄り「PHP」を買い求めました。
松下幸之助さんが誰にでも読めて、あまり教訓じみた物でなく、それでいて人生の指針になる物であって欲しいとの願いから作られた書籍です。

電子書籍にて本を読もうかとも考えましたがね・・・・・・


 







2014/04/19 11:53:00|母の為の ページ
淡々と
平成25年4月19日 99歳の母が突然倒れた。前日まで毎日刺し子を縫い、自分で風呂に入り、夜間でもトイレに行けた。
その日の夜、突然うなり声を上げ激しく痙攣を起こして意識が飛んだ。救急車を要請しようかと電話を取るまもなく母の意識は戻った。
しかし、深夜に母は凄い形相で異常行動を取り始めた。
あの形相は私は一生忘れないだろう。いや母を思えばあの形相を最初に思い出してしまうほどの顔だった。夜叉・魔物のたぐいである。
しかし、母の人生の中でたった一瞬の出来事である。見ないで済めば見たくなかった形相である。辛さだけが残るがそれは母の存在をゆがめるものではない事は確かである。

救急搬送の後、心房細動による一過性脳梗塞と診断された。その日から母は右半身不随となり私の介護が始まった。

平成26年4月19日。 あの日から1年。
私の心に新たな決意や決心は無い。
淡々と母を介護し、出来るだけ多くの笑いを分かち合い、寒さ暑さをしのぎ、花を愛で、月を愛で、おいしい物を食べて清潔を保つ。
母の体は日々やせていく。私の体重も介護の疲労から1年で10キロやせ身長176センチで58キロになった。私の体重がやせることによって母が少しでも体重の維持が保て、平安が保てるのであれば幸いである。

淡々と、淡々と介護をして一日でも長い平穏な母の人生が過ごせるように願うだけである。







2014/04/17 11:41:22|レクイエムに魅せられて
鏡の中の鏡
アルボ・ペルトの鏡の中の鏡を久しぶりに聴いた。
何と穏やかな美しい曲であろうか。春の日だまりの中、菜の花・桃の花、早咲きのバラの花の香りが漂うような美しい曲である。
静かに目を閉じて聴き入れば、心拍数も血圧も正常値になり、何時しか微睡みを覚える。
鏡の中の鏡 題名の通り、鏡に映ったもう一枚の鏡 静かな曲は、同じ旋律を繰り返しながら演奏される。

しかし、2枚の鏡の中に映った鏡は その距離を宇宙の果てまで映し出し、その枚数は無限大の数を映し込む。
何という壮大なテーマがこの静かな曲に秘められているのだろうか。哲学とか宗教という範疇を遙かに凌駕している。

静かに自分の姿を鏡に映してみる。あかんぺーをしたり舌を出してみる。即座に鏡は答えてくれるが、それは決して本当の自分ではない。自分では決して見ることの出来ない自分の顔は反転されている。
写真やビデオは撮った瞬間もう過去の自分になっている。鏡の中の自分はリアルな自分ではあるが、決して自分の顔ではない。

静かに鏡に対座していると、鏡の私が自分に言うのです。
おまえ最近グチっぽくなったのではないか。誰かに認めて欲しいとか、ほめて欲しいとか。
おまえは心して母の介護をしようと決めたのに、なぜそれを認めて欲しいなどと安易な感情に支配されるんだ。誰が認めてくれなくても、おまえはおまえだろう。

そして鏡の私は優しく、自分に言うのです。
私はおまえを認めているよ。どんなにがんばっているか、どんなに自分を抑えて努力しているか私は知っている。そしておまえを見守っているよ。

私は無神論者です。しかし、鏡に映った自分と対座すると鏡の自分は私の指針をやさしく示してくれるのです。
 







2014/04/15 10:20:00|レクイエムに魅せられて
サヴァール一家の演奏

ホセ・マリン:Tonos Humanos@フィゲーラス;SACD
17世紀スペインの宮廷音楽家ホセ・マリンの音楽を集めたCDです。マリンは優れた歌手でありギタリストであったようです。そうですホセ・マリン・プラスエロのギターは安くても1つ100万円ですからね。
ホセ・マリンの代表作が納められた曲をフィゲーラスの歌唱がどう歌うかが聴きどころですね。


エスタンピーとダンス・レアル@サヴァール;SACD
古き踊りの響き、中世世俗音楽の余韻とHMVの書き出し、14世紀初等の旋律は大変神秘的で、覚醒の感もするほどです。ジョルディ・サヴァール先生自ら演奏です。





カスティーリャ女王イサベラ1世@サヴァール;SACD
これ持っていました。間違って買ってしまいました。 まあ毎度のことで。





時間と瞬間について@サヴァール&フィゲーラス;SACD
サヴァール一家の演奏するこのCDはもう二度と作れません。奥様のモンセラート・フィゲーラスさんがお亡くなりになりましたので。でもお嬢さんも息子さんもお母様の血をひいておられますので、その歌唱力はすばらしい物です。
特に歌入りのカタロニア民謡『鳥の歌』は、無伴奏チェロのものとは一味違った仕上がりとなっており必聴です。もちろんカザルスさんの鳥の歌−ホワイトハウス・コンサートも抜群ですがね。