アルボス 樹

運動音痴がはじめて出会ったゴルフの楽しさ。 そして幾分なりとも落ち着いて音楽を聴く 環境が出来、良き師匠にも出会うことが出来ました。
 
2013/09/03 7:40:55|母の為の ページ
無題 1

前職場の話です。 前職は不動産部の管理の仕事をしておりました。

ある日、マンション住民の方からゴミ集積所の裏に汚物があるので対処して欲しいとの電話がありました。酔っぱらいの嘔吐物だろうと感じ、すぐに巡回清掃業者に手配を取りました。その日の夕刻報告があり、人糞であるとのことでした。まあ酔っぱらいが自宅まで我慢できずに、ゴミ集積所の陰で・・・・。 

それから1週間ほどたちまして、又同じ事があり、それからは3日ないし4日め毎に汚物の報告を受けました。これは単なる酔っぱらいの仕業ではないと感じ、かなりきつい文言の警告文をゴミ集積所に張り出しました。すると汚物は無くなり、私もその事の記憶が遠ざかった時、新聞の地方版の小さな記事が目にとまりました。

老女の死体遺棄事件です。

朝、マンションのゴミ集積所の手前に1台の車が駐まり、車から50代の男性が降りると、仕事に向かうのでしょう車を無断駐車したままで駅の方向に歩いて行きます。駅迄はかなりの距離がありますが、無断駐車をとがめられない場所を選んでいたのでしょう。
そして、その車の助手席には80歳を過ぎたと思える老女が静かに男の帰りを待ち一日中車で過ごしておりました。男がおいていった昼食とペットボトルの水を飲みながら、ひたすら男の帰りを待っていました。
男の帰りが遅いときもあったのでしょう、排泄が我慢できずゴミ集積所の陰に隠れて・・・・・・・・

男には家が無く、唯一車が生活の場だったのでしょう。又老女も生活保護を受けられたのでしょうが、そうすると男とは別々の生活を強いられます。夜はどこかの林の中で就寝していたのでしょう。男は季節と陽気を考え、老女に負担のかからない駐車場所を何カ所か確保していたのでしょう。

そして 老女の死体遺棄事件が起こり、まもなく男が逮捕されました。

しかし、殺人ではなく、死体の損壊もありませんでした。そして、二人をよく見かけていた数人の方が減刑の署名と嘆願書を裁判所に提出しました。

二人の関係は想像の域を出ませんが、男は老女に母の面影を見いだし、又 老女も男に子息を思い起こさせたのかもしれません。単に男の憐憫の情だけでは解決しかねます。実の親子関係でない故に情愛の深さを感じます。いや恋愛の感情があったのかも知れません。いずれにしましても想像の域は出ないのですから。

老女は死ぬとき男を待ちわびていたのでしょうか、あるいは男に看取られ息を引き取ったのでしょうか。
男が河原に老女を遺棄するとき、男の心境は悔恨と無念でいっぱいだったのではないでしょうか。決して安堵の気持ちでなかったことは確かだと感じます。

胸が詰まってうまく言い表せんが、今、特別養護老人ホームが乱立気味で、申請すれば わりと早く施設に入所することが出来ます。
個々の家庭の問題です。早く施設に父母を入られることも選択肢の1つでしょう。良い・悪い。正しい・過ちの問題では決してありません。がしかし、この事件を思い出すたびに なぜか介護事業部の施設長としてやるせない気持ちになってしまうのはなぜなのでしょうか。

社会保障制度 とりわけ生活保護の問題。(1例 交通手段が無いところでも車を持っているだけで生活保護の対象にはなりません。別件で壮絶な死を私は目にしております。)
高齢者の独居と孤独死。(1例 バブル期住み慣れた町から転居を余儀なくさせられ、知人も友人も失って見知らぬ町で孤独に死んでいった方、私もバブルに荷担した1人です。私の恥部でもあります。)
介護・看護。訪問診療の問題等々。(1例 無医村の町に遠方から医者が訪問診療することの違法性)
今 高齢者の時代を迎え正に問題は山積しています。

死体遺棄事件は情愛の関係に留まらず、多くの問題を提示しています。誰か優秀な脚本家が映画にしていただければと感じます。

「サンダカン八番娼館 望郷」の田中絹代と高倉健で映画化でもしていたらと考えてしまうのは、単に私のセンチメンタリズムでしょうか。
 




 








2013/09/01 15:51:00|レクイエムに魅せられて
パレード だよ

本日 福生市の商工会議主催のインターナショナル実行委員会のパレードがありました。

往年のアメ車のパレード。ハーレーダビットソンのパレード。

ジェームスディーンが乗っていそうな雰囲気。

横田基地のパトカーと、白バイ??も参加しました。

写真 いっぱい取りましたが、とりあえず2枚。







2013/08/30 16:44:00|母の為の ページ
母 金魚売り ?

昭和30年頃までは、夏になると天秤棒に薄い木桶をぶら下げて、「金魚ェー キンギョー」と金魚売りの方がきたものです。写真 1
そして この二日間 母は 「ヒンニョー 頻尿ー」
おやじギャグでした。

全く寝られない2夜が過ぎました。3,40分おきにトイレです。さすがに2カ目の夜は私も怒ってしまいましたが、母は私は何も悪いことはしていない、ただトイレに行きたいから頼んだだけだと、涙を流しました。
確かに母は何も悪くない。深く反省し、朝焼けを迎えました。
がんばる以外に解決はない。改めて自分言い聞かせ、会社で昼休みに仮眠をとりました。

昭和30年頃までは、豆腐、納豆、たまご、シジミ、風鈴、釣り忍、等々良く行商の方がおられましたが・・・・・懐かしいですね。

本日は、エッセンシャル・タリス・スコラーズ(2CD)を聴きます。

私が死んだら音楽葬にしてもらい、フォーレのレクイエムを式場に流していただき、(どなたの指揮がいいか コルボかチェリか ムー迷う)最後にこのタリス・スコラーズの歌う
グレゴリオ・アレグリ(1582−1652):ミゼレーレ で チョンチョン とお開き。
ああワインでもご用意いたしましょう。














2013/08/27 15:21:09|その他
ウエストミンスター・レガシー〜室内楽コレクション(59CD)

ウエストミンスター・レガシー 室内楽コレクション(59CD)

エクセルへの整理ができた。全59CD。 157曲です。

これは大変な物を買ってしまったと後悔しきり。いや物が悪いのではない。はたして聴ききれるか。そして室内楽はこの157曲を持っていればもういらないのではないかと感じさせられる程充実した内容でした。

とれあえず、アットランダムに1枚取り出して聴いてみました。(写真2)
ブラームス 弦楽五重奏曲 第1番 Op.88
         弦楽六重奏曲 第2番 Op.36
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
録音 1950年 

録音は総じて古いのですが、音源はLPとテープからのリメイクなのでしょ。又多くはモノナル録音ですが、室内楽の優しさ、暖かさに充分包まれる良い物だと感じました。又私にとりましてはなじみのない楽団がほとんどですが楽しみです。
又、ジャケトはオリジナルで紙ジャケですが、1枚1枚保護シートが入っております。良心的な作りですね。自然とLPを彷彿させられます。

そしてなによりTANNOYとの相性は抜群です。いやTANNOYはこのような弦を中心とした室内楽曲を聴くために作られたスピーカーなのでしょう。 ふくよかな丸みをおびた音の伸びやかさ。高音もキーキーとせず艶やかな音色です。恐れ入りました。

で 後 58CDどうするの。 考えると疲れますね。








2013/08/25 13:35:00|母の為の ページ
母 テンションMAX

昨日 母は 学校(デイサービス)に参りましたが、その日はボランティアの方がおいで下さり、オチビチャンの「よさこいソーラン踊り」のお披露目。
よほど楽しかったのでしょう、デイから帰りましても、テンションは最高潮。と申しましても特に饒舌になるわけでも、身振り手振りで踊るわけでもないのですが、毎日生活を共にしていますと明らかに違いが分かるわけです。

夕食時に、日本酒と白ワインを飲みまして、(ご心配には及びません、どちらも大さじ2杯程度です。)だいたい食事後1時間もすればこっくり、こっくり始まるのですが。昨夜はテレビに釘付け、布団に誘導しました後からも、それ新聞を持ってこい、何か本があるだろうと申して結局テレビを23時まで見ておりました。私の方が先にダウンです。

さてさて、深夜の2時になりますと、なにやら母の話し声。
「そんな格好では、風邪をひくからこちらに来て布団に入って寝なさい」と申しておりまして、私がパジャマも着ずにTシャツにパンツ1枚の姿でしたので、私を気遣って言っているのだと思いましたら、これが母の夢。
「私は体が動かないからこちらに来て、布団 ほら ここが空いているよ」とベットの柵をぼんぼん叩いておりました。きっと小さなかわいいお子さんの夢を見ていたのでしょうね。早朝まで元気で、排泄介助の時には何を勘違いしたのか蹴飛ばされました。

まあ、元気になればなったで、ベットからの滑落の危険は増えますが筋力の回復は確かです。

満百歳の誕生日9月10日迄、あと2週間。さてさて祝いはどうするか。