アルボス 樹

運動音痴がはじめて出会ったゴルフの楽しさ。 そして幾分なりとも落ち着いて音楽を聴く 環境が出来、良き師匠にも出会うことが出来ました。
 
2017/06/22 16:38:44|レクイエムに魅せられて
中世、ルネッサンスの楽器 を聴く
中世、ルネッサンスの楽器(2CD)を聴く。
リメイク盤なのだろうか? かなり評価の高いCDです。

なんと言っても多様な楽器による演奏が楽しめます。
7番目の「 Six-holed Pipe 」などは、現在のゲーム音楽に出てきてもおかしくないほどのユニークさ。
ナヴァール王国のティボー:信仰のシャンソン『いと優しき』【6孔のパイプ】

ルネッサンス期は古代ローマ時代への羨望と復興に夢見た時代。音楽(ジョスカン・デ・プレ、ラツソ、オケゲム、タリス、モンテヴェルディ等)・文学(ダンテ、ボッカチオ、セルバンテス)・美術(ダ・ヴィンチ、ミレランジェロ、フラ・アンジェリコ)・哲学(モンテーニュ、マキャヴェッリ)等々と花開いた、まさに再生への一時代だったのでしょう。

今回のCDはあくまで中世の楽器による演奏で、いわゆる宗教曲(教会音楽)とは違い、多才な管弦器・弦楽器にての演奏です。むしろ今回のCDでは宗教色の濃いオルガンは少なく、世俗曲に近いような感じが致しさますが、器楽曲として作曲された物はほとんど無かったようです。よって今回のCDはオルガンに変わっての間奏曲的色合いの物と感じます。
クラッシック鑑賞というよりも、明るく元気を頂ける器楽音楽です。

レビューの中にはCD2枚目の14番 鍵盤楽曲
ダブリン・ヴァージナル曲集〜ロマネスカによる変奏曲(16世紀)【ヴァージナル】を聴きたくて買い求めた方もおられるとのこと。ああーー、お宅の人がここにもおられる。
鍵盤楽器 ヴァージナル(チェンバロに似た音)で華やかで美しい曲でした。

やがて時代は バロックく音楽へと移行して参ります。






 







2017/06/21 11:36:00|レクイエムに魅せられて
ノルウェー・ソリスト合唱団で
ノルウェー・ソリスト合唱団で北欧合唱曲を聴きました。録音はSACD。
収録情報
・ファッテイン・ヴァーレン:アヴェ・マリアOp.4
・ファッテイン・ヴァーレン:美しきかな神の子よOp.12
・ファッテイン・ヴァーレン:高きところに雨よ降れOp.25
・ファッテイン・ヴァーレン:詩篇121(1911)
・メシアン:5つのルシャン(12声のための)
・メシアン:おお聖餐(1937)
・ヴェーベルン:軽い小舟で逃れよOp.2
・ヴェーベルン:2つの歌Op.19
・ベルク:ナイチンゲール(1907)

はて、ファッテイン・ヴァーレンという作曲家の情報はあまりありませんが、アヴェ・マリアOp.4はノールウェーで最大のスキャンダルとなった曲とのこと・・・。その後作風は変わるのですが、彼の死後にやっと認められるに至りました。4曲とも題名からは宗教曲と感じますが、実際は現代音楽の霊感的響きを感じます。

メシアンは管弦楽曲「トゥーランガリラ交響曲」や室内楽曲「世の終わりのための四重奏」でご紹介しましたし、「鳥のカタログ」はご存じの方も大勢おられるのでは・・・。

ヴェーベルンは無調音楽を出発点とし、後に12音主義・前衛音楽の出発点となった作曲家です。私も何枚かのCDを所有しておりますが、特に歌曲は是非聴いてみたい物がいくつかございます。

ベルクは歌劇「ルル」と協奏曲程度しか聴いたことがございません。彼も又12音音列を基本とした作曲家です。

5人の現代音楽は
北欧合唱ならではの澄みきった響きはこの世のものとは思えぬ清浄さで、まさに心洗われるひとときを味わえます。(キング・インターナショナル)から

東京は本日一日雨模様。 うん 音楽日和です。







2017/06/20 9:48:09|母の為の ページ
迷惑メールに大爆笑
パソコンの迷惑メールは自動振り分けで気にならないのですが、携帯電話への迷惑メールは振り分けても・消しても毎日何通かは着信します。
まあ世の中便利になればその何割かは不便になるのはこれまた道理。

昨日の迷惑メール。

『おまえ これは何ですか 至急連絡下さい 母より』

これって何なのでしょう(@_@) 

至急連絡と言っても母は地獄か天国か、はたまた千の風に乗ってお出かけやら いや家におるのであれば「これ」の意味は、昨日差し上げたお線香かお茶なのか・・・・

母は亡くなっているのに、母からのメール。ちょっと嬉しいやら・・・・・

いやはや 大爆笑の迷惑メールでした。







2017/05/29 16:39:00|ゆき と コユキ
こゆき 美容室へ行く
当家の愛娘 こゆき が美容室に行って参りました。
まあ 猫ですから美容室とは言わずトリミングなのでしようが、朝から妻も私も緊張著しく朝食も取らずに、ご近所のベットクリニック&トリミング店へ。

お出かけ前 何かを感じて緊張気味のこゆき。   写真左

先代「雪」のカットの時は。ペットショップでしたので、どうしても麻酔の量が多くかわいそうでした。今回はクリニック併設ですので、体重や年齢に合わせた安定剤の使用でのカットとなりました。

長毛のラグドールはちょっと油断をしますと、春先・秋口と毛の抜け換え時期にはすぐに毛玉ができてしまいます。
食事も毛玉が胃に溜まらない物などを用意はしているのですがね。

で・・・・ ライオンカットをお願いいたしました。女の子ですからたてがみはなしに致しました。
なぜか黄昏れている 『マイケル』調。 良かったですねこゆきちゃん。  写真右

それにしましても 別人 いや別猫ですね。
 







Purcell(パーセル)を聴く
パーセルのCD 2枚組

1 Hail Bright Cecilia
    聖チェチリアの祝日の頌歌『たたえよ、輝かしきチェチリアを』 合唱曲
2  Come ye Sons of Art
  メアリー女王の誕生日の頌歌『行け、汝ら芸術の子ら』 合唱曲 
3  Music for the funeral of Queen Mary. 1695
  メアリー女王の葬送音楽

パーセルの歌劇・宗教音楽等 メアリー女王の・・・・・・は何枚かのCDを所有しております。
又 グノー作曲のMess de Sainte Cecilie /セントチェチーリア・ミサには本当にしびれました。

今回の1と2は初めての作品。そして3は既に所有済み。この辺になりますとあまりにも似たような曲がありすぎまして、どれを所有して何が聴きたいか自分自身でも収拾が付きません。

曲を聴きまして、1番のHail Bright Ceciliaの出だし部分がグノーの主旋律に似ている事を感じました。ちなみに パーセルの曲は1692年の作品。そしてグノーの作品は163年後の1855年です。 ム・・・・・・ グノー氏 意識していたのかなー。

でも、良いものは良い。 自己満足200%でした。