春夏秋冬ある日のつぶやき

西多摩には春夏秋冬それぞれの大切な自然があります。 そんな、自然の中で感じたり、体験したりした事を紹介します。 一緒に自然の中に遊びに行きませんか。 《夏シリーズ》
 
2022/11/19 14:55:30|自然
自生のりんどう

おっかない植物も生えてましたが、綺麗な植物もしっかり生えています。
自然の中の自生のりんどう(竜胆)です。
奥多摩の自然はまだまだ健在ですね。
でも、捕ってしまっては無くなります。
しっかり見るだけにして、しっかり保全しましょう。







2022/11/18 16:38:27|その他
自生トリカブト
怖いですね。
山の中を歩くと色々な草花に出会いますが、こんな怖いものにも出会います。
強毒性のトリカブトです。
ドラマの殺人事件で使われるあの植物です。
悪いことに使うのは当然いけません。
でも、たまに、春の山菜時期に間違って食べてしまうことがあるので気を付けましょう。
春に可愛い白い花が咲くニリンソウと春のトリカブトの葉が似ています。
一緒に生えていることもあるので気を付けましょう。







2022/11/18 12:31:59|身近な生き物
この頃のピロちゃん。

この頃の我が家のピロちゃん。
毎朝のスズメとの会話が激しくなりました。
毎朝庭に遊びに来るスズメ。
実は我が家の軒下で生まれたスズメです。
チチチ・・チュンチュン {スズメ}
ピー、ピーキャー {ピロちゃん。}
とね。
ここまでは小鳥ですが・・・
おしゃべりもすごいのです。
この前は窓枠に止まったスズメに
「ひさしぶりー!」と
声かけしてました。

芸も覚えました。?
バーン!!
とやるとこんな格好。
「やられたー」のポーズでしょうか?







2022/11/15 18:52:59|多摩川のこと
奥多摩川秋のニジマス放流

奥多摩漁協では奥多摩川に秋にもニジマスを放流しています。
通常ます類は秋になると産卵期に入るため禁漁となりますが、
奥多摩川本流で産卵するニジマスも確認されないのと、放流してもすぐにほぼ釣りきられてしまうので全国の漁協のなかでは珍しい12月31日まで釣れる漁業規則を施行しています。
ただし、ニジマスだけです。注意

ヤマメや岩魚は支流で産卵するので10月1日より翌2月末日まで
禁漁です。

今年は23日(祝)が最終のニジマス放流日(喜久松苑より下流柳淵橋まで)
紅葉の中釣りに行ってみてはいかがですか。







2022/10/31 18:31:47|遊び
親子魚釣り教室2022

おうめ水辺の協議会の1団体「NPO奥多摩川友愛会」が10月16日(日)
に「親子魚釣り教室2022」を開催しました。
コロナの感染拡大のため3年ぶりの開催となりました。
今年のテーマは「ニジマスの秘密教えちゃいます」です。

皆さん管理釣り場(釣り堀)などで釣るお魚として認識されている
ニジマスですが、実はヤマメや岩魚のように日本古来の淡水魚ではありません。

ニジマスは明治10年(1877年)にアメリカのカルフォルニア州(マックラウド川産)より卵の状態で寄贈されたのが最初です。
日本では九州で西南戦争が始まった年です。

これには、日本の近代水産学の祖と言われた関沢明清先生の尽力により実現されました。
前年(明治9年)に渡米したときに寄付して貰うことを約束し、翌年(明治10年)に実現されました。
当時はまだ飛行機が無かった時代。
暑さに弱い卵をなんと船便でホノルル経由で約1ヶ月かけて東京まで運んだようです。
大変苦労して運んできたのでしょうね。

さて、日本に来た卵をふ化させ稚魚にしたのですが、ニジマスは冷水系の淡水魚なので低水温の水が無ければ飼育が困難でした。
そこで選ばれたのが当時、神奈川県西多摩郡柚木村と言われていた現在の青梅市柚木町で飼育されました。
日本で最初にニジマスが飼育されたのが皆さんの身近であったというわけですね。

と、いうようなニジマスの歴史などを紹介しながら秋の一日親子で楽しみ、
工夫をして釣りを楽しみました。

ニジマスも命有る生き物です。
釣って楽しんで終わりで無く、ちゃんと残さずに食べてあげて、皆さんの成長の糧にしてください。

奥多摩川友愛会の理事長の言葉にみなさん「うん、うん」と、うなずいておりました。