都教組西多摩支部(西教組)

 
2009/06/15 10:37:31|教育研究活動
実践講座報告♪
5日(金)、第2回実践講座が行われました。テーマは、全生研の林生信氏を招いて「学級集団づくり」。以下、報告を「西多摩の教育」6月号より抜粋〜

…林氏は、今まで大変なクラスを受け持っては、学級づくりの実践を積み上げてきました。だからこそ、見える子ども達の心や、先生の心がそこにあるのです。
 林氏は、学級集団づくりは「まず、徹底して管理し、規律づくり」を目指します。「管理?」という言葉に えっ! と反応してしまいますが、林氏が言う「管理・規律」とは、どういうことなのでしょうか。
 林氏の学級集団づくりには、「班・核・討議づくり」という3本の柱があります。その3本の柱をもとに、学級という共に過ごす生活空間の中で、子ども達がどんなつながり合いをつくることができるのか。そこで、子ども達は「規律=ルールづくり」を課題に集団づくりが生まれるのです。そのためには、核となるリーダーが必要です。林氏は、リーダーを育て、リーダーを軸に班を作り、班競争をさせながら、自立した集団を目指していくのです。
 つまり、林氏の「管理・規律」は、秩序を維持するための「管理・規律」ではなく、自分達の願いや要求を実現するために必要な「自治的で、民主的な個人や集団の自立を目指した『管理・規律』」ということなのです。生活の中にある様々な約束ごとに、子ども達が自ら向き合い、つくり上げる力をもつことが学級集団づくりには必要というのです。集団の質をいかに高めていけるのか!(中略) 
 では、具体的に、「リーダーを育てるには、どうすれば?」「班には、作り方があるのか?」「話し合いというけど、低中高では、話し合い方にも違いがあるのでは?どんな話し合い方が必要なのか?」そして、「集団の質はどう高まっていくのか!」・・・・と、質問ばかりが出てきそうです。
 実は、今回の実践講座はその始まりで、これから林氏を中心に、「学級集団づくり」をテーマに西多摩で、学習会をもつ計画があります。学級の課題をみんなで共有し、知恵を出し合うことが大きな教師の力をつけることにつながるのですね。「学級集団づくり」学習会をよろしくお願い致します。







2009/06/11 15:19:03|教育条件の改善を
教科書と採択のしくみ
今年は現行学習指導要領の2年間だけ使用する中学校の教科書採択の年になっています。

「西多摩教科書を考える会」と共催で緊急学習会を行います。
ふるってご参加ください!
教科書と採択のしくみの学習会
6月18日(木)午後7時〜9時
場所は、あきる野中央公民館(東秋留駅下車)第5研修室です。


今の教科書採択のしくみは、
父母・市民や、学校現場の先生たちの声が、とっても届きにくくなっているのですよ〜







2009/06/03 11:06:14|その他
子どもの貧困
 文科省の調査によれば、公立小学校の年間にかかる費用は33万4千円、公立中学校では47万2千円だそうです。今、空前の不況の下、親からの「払いたくとも、子どもの教育費が払えない」という悲鳴の声が聞こえています。各学校からも「親が朝早くから必死で働いているので朝食を用意できず、朝食抜きで学校に来る子が目だってきている」「母子家庭などでは休みをとると解雇されるので、子どもが体調が悪くとも迎えに来れない」などという報告が上がっています。

 みなさんの学校の子どもはいかがですか。こんな時こそ、都政は、就学援助の拡充や返済不要の奨学金制度、私立学校の授業料軽減に向けた助成の増額などをはかるべきだと思うのですが。

 オリンピック誘致には湯水のようにお金をつぎ込むのに、福祉・教育には冷たい都政…30人学級実現にも、全国で唯一背を向けています。私たち都教組は、「子どもを貧困と格差から救う緊急会議」を市民団体と共同で開催し、今、地域・学校で何ができるかを考え、行動しようと呼びかけています。

「子どもを貧困と格差から救う緊急会議」
6月5日(金)18:30〜 エデュカス東京







2009/05/28 17:02:00|働きやすい職場に
ご意見募集!
西多摩地区の教職員のみなさん

「本当に東京の教育はよくなるのだろうか?」「学校の中が今よりギクシャクするのではないか?」「お金で無理やり釣られるようでいやな気分だ」などなど、様々な疑問や心配が渦巻く中、今年度から実施された「主任教諭制度」。

今、みなさんが、この制度について感じておられること、ご意見、心境などをお寄せいただきたいのです
「『主任教諭制度』黒書」(仮称)にまとめて公表し、「主任教諭制度」の本当の姿を浮き彫りにしていきたいと思います。
詳しくはこちらhttp://www.t-net.ne.jp/~seikyoso/

ご協力をお願い致します







2009/05/26 10:22:00|働きやすい職場に
都労連夏季一時金闘争収拾 たたかいを秋に継続 
都労連は5月25日、深夜にわたる団体交渉を行い、夏季一時金闘争については、0.2月分凍結を暫定的措置とし、たたかいを一端収拾し秋の確定期へ継続させることとしました。夏季一時金要求に対する都側回答は納得できるものではありませんが、現下の厳しい情勢の中で、議会などの介入を許さず、労使自主決着の土俵を堅持し、次の闘いに備えることが重要と判断しました。

5月26日(火) 休憩時間または勤務時間終了後職場集会

都教組ホームページ(都教組新聞号外がダウンロードできます)http://www.tokyouso.jp/