『おりいぶのあ』のたね

4人の子育てと猫育て?ドタバタの日常から生み出される作品は ネットショップで販売中♪ 発達障害という 面白い世界をただ今観察、研究中( ̄▽ ̄)
 
2011/11/03 14:07:53|発達障害と生きる
野生児?宇宙人?
祝日の今日は いつもより長い時間のバイトを終え
朝 8時半頃帰宅しました。
せっかくの休日なのに 嫌な予感・・・

実は
昨日、野生児1号と やりあってしまったのです・・

来週に学芸会を控え
全然学校に行っていない長男は
学芸会自体に参加するかどうかを
ずいぶん前に話し合いました。

アスぺの子たちは 人前にでて何かをするとか
発表したり 大勢で何か一つのことをするのが
苦手な場合が多いそうですが

うちの1号に関して言えば
今まで そういった兆候はありませんでした。

合唱の時も 一人だけ口をむすんで歌わない。とか
演劇の時 セリフを言えず、かたまってしまった、とか
行事があるときは 体の不調を訴える、とか

そんなこと 全然ないほうでした。

むしろ ころりん村に通っていたころは
自分から率先して 前に出られない子を
引っ張っていったり
アドリブをしたり、と
積極的なほうだったと記憶しています。

ところが。
今年の春、小学校生活最後の運動会だというのに
全然 学校へ行く様子のない1号。。。
去年、
山村留学のため
運動会も学芸会も 合奏も合唱も
学校の行事という行事は
何も見ることができなかった父と母・・・

子供の成長した姿をみたい、と思うのは
とても自然な感情なのであり・・

しかし。
アスぺである1号には
人を喜ばせるため
あるいは 褒めてもらうために
何かをがんばる。という感情?動機?は
かなり 少ない。

基本は 自分がやりたいこと 好きなことなら
とことん がんばる!ってやつ・・・

練習だけでも行きなさい、だの
学校行ったら こうしようね(ご褒美的なもの)
大丈夫、きっとうまくいくよ
やらないなら 最初からやらないって言いなさい
練習にでないと みんなの迷惑になるでしょ、


などなどの
脅しや おだてや 誘いに一切耳を貸さず
(いや〜これは赤ちゃんの時からそうなんだよね;)

最初は 穏やかに話していた私も

運動会が近づくにつれ
だんたんと やりとりが激しいバトルへと突入し
押したり引いたり攻防の末

「もう運動会なんかでらんでよか〜!!
  学校もやめてしまえ〜〜!!」
と 捨て台詞・・(私)・・涙・・

そんな母の悲しい心の内を知ってか知らずか

結局 運動会の練習のため 数日登校した1号。
当日は プログラム最後の組体操の演目を
立派にやってのけたのでした。

はあ〜〜。

そうなんだよね。
やるって決めたら ちゃんとできるんだよ。
でも
まわりが 心をかき乱しちゃうと
体と頭がついて行かない。

それが1号なんだもんね。
わかってる。
わかってるよ。

それなのに
昨日は 学校に行く、と約束していたにも関わらず
行かなかった1号を
どなりちらしてしまいました・・・

発達障害だろうがなんだろうが
怒るときは きちんと怒らなきゃいけない。

これは 私の持論です。

でも
彼らの特性として
なぜ 怒られているのかがわかりにくい、というのが
あります。

発達障害とは 心(精神)の病ではなく
脳のシステム自体に 異常がある、といったらいいのかな。
異常、じゃなくて
まちがいだね。

通常脳の人が使うルートと
違うルートを通って認識される事があるため
はたからみると
自己中で わけのかわらない わがままな人。と
受け取られてしまうこともあります。

(周りの人から 宇宙人って呼ばれることが多いって
いろんな本に書いてあった)

あと 通常脳の人は まんべんなく脳が成長するんだけど
発達障害の人は
発達が早い部分と 発達が遅い部分が
両極端、というか アンバランスなのです。

で、脳自体に 障害があるわけではなく
脳が発達していくうえで 障害になっている部分が
ある、ということ。
なので 最近では、発達障害のことを
「発達アンバランス症候群」という言い方を
されることが増えてきたんだそうです。


ハア〜〜・・・・
わかっちゃいるんだけど。

また勝手なことばっか言って。

と 私のはらわたが煮えくり返ってしまいました。
(失敗・・)
約束をするまで すごく時間をかけて段取りしたり
話し合ったりするんだから
どんなにつらくても 
約束は 守ってよ!というのが
母としての私の心情です・・

おいしい朝ごはんで 幸せな休日を
子供たちと一緒に過ごすはずだった朝は・・
昨日の余韻を引きずった 1号の大嵐に
数時間がつぶれてしまいました・・
(ごめんなさい・・私のせいだわ・・)

でも。
すごいことは。

今までは へそを曲げたら 長い時間、
自分の中に閉じこもって
なかなか 気持ちを切り替えられなかった1号ですが。

最近は
気持ちを早く切り替えられるようになりました。

今日も
せっかく友達が遊びにきているにもかかわらず

もう絶対に自分の部屋からでない!
(僕を)こんな気持ちに お母さんがしたんだろ!
3号(妹)が  あんなことするからいけないんだ!
などと わめいていた1号ですが

自分で気持ちを落ち着かせ
何事もなかったかのように
自分の部屋から出てきて 
その後 仲良く遊ぶことができました。

大きな大きな成長です。
(喜!)


(写真は ラ・フーガスのシリアルブレッドに
 スライスチーズをのせて トーストしたもの。
 今日の 朝ごはん)







2011/11/02 9:12:46|発達障害と生きる
自分への挑戦
うちの野生児たちは 多分・・
かなり個性的なんだと思いますが

特に2号は 本当に小さい時から
手のかかった娘でした。

騒がしいわけではないんだけど
いつも動いていて せわしくて
元気で よく泣いて 寝ない。

どうやったらこの子を疲れさせることができるのか。

毎日 頭をひねりながら 子育てしていました。


その2号が。
「あたし、これになる!」
と テレビを指さして言ったのは 3歳くらいのこと。
フィギアスケートの大会を見たときのことです。

冗談じゃないよ。

その時は そう思いました。

会社がつぶれて まともに貯金さえなかった
私たち家族は すんでのところで
市営住宅の抽選に当たり、
当時の最低家賃で 住ませてもらっていた我が家。

そんな。
フィギアなんて。
無理じゃん。って。


でも 長い間、
私の心の中には
この子には できるんじゃないか。という
不思議な感覚があったのでした。

あれから6年。
待ちに待ち続けた2号は こうしてリンクに立っています。
スケーターとしてのスタートは
はっきり言って 遅いほうでしょう。

経済的に恵まれているわけでもないし
これからの道のりだって
本当にけわしいものになるだろうな、って
本人も 家族もわかっていますが。

それでも。
続けさせてあげたい。


1号がアスぺの診断を受けたとき
2号と 3号についても
受診するよう お医者さんに言われたことは
前にも書きましたが

私も この1年・・・
かなりの本を読み ずいぶんいろんなことが
わかってきました。
専門家でないので 偉そうなことは言えないけど

2号は・・・
アスぺっていうより
ADHDだな、って思ってます。
ADHDっていえば 数年前にはやった
「片づけられない女たち」みたいな印象が私の中にはあって
なんか
発達障害っていうより
症候群、みたいな
なんかね、本人に原因があるんじゃないの?って

結構 冷やかに見てる自分がいたんです。


でも 知れば知るほど
2号を育てているなかで 私が困ってきたこと
対応が難しかったこと 解決できなかったこと などが
本当に当てはまって

それらは 本人の性格やタイプの問題じゃなかったんだ
って わかってきました。

でも マイナスの方面だけじゃなく
私個人としては
発達障害って とても素敵なことだと思っているので
その特性がなければ
本気でスポーツ選手を目指すなんて
しなかったんじゃなかったのかな。って
思ってるところです。


特性って言っても 幅が広くて
いろんな部分があるけど
一番は・・・
無理って辞書が 頭にない。ってことかな。

これは 人に対してもないので
周りは多少(・・いや、かなり -_-;)
困ることなんだけど

あきらめる、ってことが難しいから
何度でも挑戦するってところは
すばらしいなって思う。

根詰めちゃって 後で大変なことになるので
なるべく練習を見てあげないと心配、ってとこが
母にとっては 大変ではあるけど。

まあとにかく 
2号は 本格的に未来へ向かって歩き出しました。

自分自身のあらゆる可能性と 限界に挑戦するために・・







2011/10/16 9:13:41|
新人くん
猫の話題は。
一年前の 猫4号以来になりますが。

里子に行った猫4号Sくんは すっかり貫禄の出た
立派な(おじさん?)猫に成長しました。

うちの猫2号と 猫3号も
なんだかんだと 順調に元気です。

そんな中。

この秋に 近所中にどっと野良猫が増えました・・・
夏の終わりくらいから 見かけない猫が
うろうろするようになり

近くの公園に行くと 何やら・・子猫がたくさん・・

地域猫ボランティアのおばちゃんに聞いてみると
どうやら・・
子猫が まとめて置いて行かれたらしい・・と。
(はっきりしたことはわからないが
 みんな 業者じゃないか、と噂していました。
 それくらい 一時期 たくさんいたらしいです。
 大雨と台風で いなくなってしまいましたが)

すごく広い公園の中で2か所、子猫がたくさん
いるという話でした。

公園の野良猫は ほとんどが地域猫ボランティアの
方々の善意によって
去勢・避妊手術をしてもらっています。

どこからともなく現れる子猫たちは
それぞれがもらわれていったり
川沿いに住む ホームレスのおじちゃんたちに
もらわれたりして

今までそんなに目につくことはありませんでした。

ところが。

最近は あっちでもこっちでも
あれ子猫、こっちも子猫、と
数か月の間に 何匹見たやら・・

そうしているうちに
近所のおうちで
野良猫が住み着いて フン尿に困っている、という
相談がありました。

とりあえず仕方ないので
うちで餌をやって なんとか保護できるまで
慣れるように 見守りました。

母猫と 子猫の2匹は
そのうち 心を許すようになり
子猫は簡単に捕まえられるようになりました。

住み着いた家から
うちの庭に 何度も移動し
トイレを覚えさせ 
家庭から出るごみには 猫のしつけ用の
スプレーをかけて回ったり

そうしているうちに
母猫も 抱っこできるようになりました。

ちび猫は 猫風邪の症状がひどく一時期は
目が ほとんどつぶれてしまうくらいだったので
いつもの病院に連れて行き・・

なんか一年に数回は
野良猫つれて 病院行ってるような・・

ちなみにうちの猫2号は 避妊以来
病院に行っていません。
もう15年は経っているかな(笑)


ということで。

絶対に飼わないよ。
という 厳しいサイヤ人のお達しにも関わらず

ちび猫5号は
こうして うちで遊ぶ日々なのであります・・・







2011/10/15 8:39:27|おいしいもの
この秋のオススメ
実は。お店の記事を書こうと思ったのはこのパンがきっかけなのです!  この秋限定!「いちじくのデニッシュ」 無花果を生で使っているパンなど 初めて見ました!!(っていうか 店長も初めて作ったそうですが・・)ケーキでも だいたいドライの無花果だよね。 もちろん、お店にも ドライ無花果を使ったパンはあるのですが・・生のものは 本当にめずらしいと思います! とろん。としたフレッシュ無花果がカスタードクリームと 絶妙にマッチ! 秋だなあ。と感じることのできるデニッシュです!ほとんど毎日売り切れているほど。。。 無花果好きな方も そうでない方も(笑)是非一度 ご賞味あれ〜〜!!







2011/10/15 8:39:26|おいしいもの
La FOUGASSE
秋も深まってきて 食べ物のおいしい季節になってきました。実は・・今、パン屋さんでバイトしています。 て言っても もう1年が経ちました。 ブログをお休みしている間に一番変わったことは 私が外に働きに出たことかな。 というわけで 私の働いている パン屋さんのおススメなど書いていけたらいいかなっ! 私の食へのこだわり(?)は記事のなかに ちらほら垣間見えると思うのですがいたって私自身は{これがこだわり!}と 意気込んでいるわけではなく 生活の中で 自然に出来上がってきたルール、というか私の価値観を 反映したものなのでこだわっているつもりのない こだわり?というわけで。 もちろん、なんでも自分で作ってしまいたくなる性格のためよっぽどでないと お店に通ったりお気に入りができない私・・・ でも。はっきりいいますけど! ここのパンはおいしいです! お値段は決して庶民派ではありませんがぜひ 機会があったら みなさんも訪れてみてください!市街地から少し離れた 平井川沿いにあります。土日は混むので 平日の昼間がおススメ。   Boulangerie  café La FOUGASSUE (ラ・フーガス)  東京都あきる野市草花3492-183 TEL  042-569-6369  open 8:30〜18:00 定休日  火曜日 ちなみに。私ですが 早朝のみ、朝の4時からが勤務時間なのでお店がオープンするころには 家に帰ってます(笑)