1都9県のJR735駅を徒歩で制覇した記録を元に、ガイド本
「駅旅のススメ・その1」が出版され鉄道ファンや旅好きの間で話題を呼んでいます。
ということで、
駅旅のススメを出版した方の元へまるおディレクターが取材しにや
ってきました!

出版されたのは青梅市在住の
河辺康彦(かべやすひこ)さん、
56歳です。
きっかけは22年前、河辺さんのお父様の健康管理から始まった、
河辺駅から東京駅までの徒歩による旅でした。
野球の巨人ファンだったお父様はシーズンが終わると家の中にこも
りがちに…この旅が、外に出るきっかけになったそうです。
その後目標を定め、山手線や東海道線、外房線など、
1都9県のJR735駅を8年かけて歩いてつなぎました。その記録を旅日記としてまとめましたが、10年後に改めて、
誰もが楽しめる旅ガイドとして残したいと思いを募らせ、
絵地図で構成された「駅旅のススメ」を2022年の春、
ついに出版したのです!
出版に至っては、長年勤めていたJA西東京を早期退職してという、本気の取り組みです。第1弾となったのが「河辺駅から東京駅まで」編の上下巻です。
絵地図を中心に構成し、
主な建物や飲食店など細部に至るまで記されていて、
とても分かりやすく仕上げられています。
近隣の観光名所や街の歴史、すべて河辺さんが調べて描いたものなんです。
もちろん、マニアックな鉄道トリビアなども…

ここで、駅旅的・青梅線沿線の名所を案内していただきました!

まずは河辺駅から小作駅間にあった廃線跡です。
小作駅、羽村駅周辺の特徴として、線路の地形から、
石灰運搬など貨物列車のために敷かれた路線であることを説明して
くださいました。
ここをトロッコが通っていたなんて、まるおディレクターもびっくり!
河辺さんは小学生の頃から熱烈な鉄道ファンだったこともあり、
知識がとっても豊富なんです

そして「駅旅のススメ」で一番気になるのが、
緻密で楽しい絵地図です。
独学で立体的に描くことを学び、
この作業にかなり時間を費やされるそうです。
原画の絵地図は全て繋がります!
秋出版予定の山手線編を見せていただきました。ちなみに河辺駅から
東京駅間は90枚からなります。
このほか「駅旅のススメ」
には随所に
「道端オトシモノ図鑑のコーナー」があり、
ユーモラスに描かれています。また、心和む
「旅空を飾る花たち」のコーナーもありました。癒されますね
「駅旅のススメ」はインターネットのアマゾン通販サイトから購入できますので、
ぜひ検索してみてください!

「駅旅のススメ」
を片手に沿線沿いを歩いてみてはいかがでしょうか?
健康にも地域再発見にもきっと役立ちますよ!!
(2022年6月現在の情報です)