羽村市在住の児童文学作家で教育評論家の、
漆原智良さんが平和絵本「火のカッパ」を出版。
昭和20年3月10日の東京大空襲。
漆原さんは、戦後70余年、
東京大空襲を風化させてはいけないという思いで、その実体験を絵本にして出版することにしたのです。
「戦争はツラいツラいという本はいっぱいある。
でも、違う角度から伝えるものを書きたかった」と語る漆原さん。
「火のカッパ」は、東京大空襲でカッパに助けられたゲンタ少年のお話です。
幼いころから、祖母に「悪さをするとカッパに隅田川に連れていかれるよ。カッパは良い行い、悪い行いをすべて見ている」と言われて育てられました。
やがて戦争に巻き込まれる、平和だった家族たち。
ゲンタは家族も家も失います。
カッパの存在を信じることで救われた、ゲンタの思いとは・・・
現在84歳。
その創作意欲は変わることなく、作品を通して命の尊さと平和への思いを伝え続けています。
小5で終戦を迎えました。
戦争というのは、みんなが大変な苦労をして、
終わってみればなにも残らない。
日本の敗戦によって太平洋戦争は終結したが、
何万という戦災孤児にとっては、
その日こそは
「己の生き方との苦難の闘いの日々の出発点」でもありました。
そのことは忘れてはならない。
戦争の悲惨さ、残酷さ、虚しさ、無意味さを次世代に伝えたい。
人々の心から決して消してはいけない、戦争の記憶。
絵本「火のカッパ」は、戦争体験者が描いた、語り継がれるべき一冊です。
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漆原さんのHPは
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