NPO法人青梅まちづくりネットワークが主催している
「青梅うんちく散歩」ガイド雑誌に載っていない隠れた名所や歴史に埋もれてしまったマ
イナーな文化財などに足を運ぶ
「地域の再発見」を目的にしたイベントなのです!
今回まるおディレクターも参加させていただきました

興味深いうんちくを披露するのは、
青梅市郷土博物館で資料室長を務めた経験を持つ、
大倉十彌也(おおくらとみや)さんです。
郷土史に関する本を執筆していて、
まだまだ知られていない地元の魅力をコースの途中でたっぷりと説
明してくれました。
お散歩しながら河辺駅から多摩川方面へ進むと、
多摩川が武蔵野台地を削ってできた、
段丘状の地形が広がります。
段丘の崖の連なりは
立川告と呼ばれていて、
東京の狛江市まで多摩川沿いにおよそ
40キロも続いています!
びっくりですね…!

圏央道多摩川橋のそばには、青梅市民球技場があります。
2019年10月に上陸した大風19号による浸水被害で、
今もスポーツ施設を利用することはできません。
川沿いにも、台風の爪痕は色濃く残っていました。
まるおディレクターが近くの土を触ってみると、
さらさらの海の砂のよう。
さらに多摩川の河原には、大人の背丈より大きな流木や、
ひしゃげた自動販売機などが散乱していました。
台風19号の勢力をものがたる強烈な風景です。
と、ここで、あるものを発見!
新発見だ!と大興奮の大倉さん。見つけたものは…
人知れず川床に埋もれていた
レールでした。
増水した水の力で、再び人々の目の前に現れたのです。
さらになんと、
メタセコイアの化石を発見!
木のような石のような、不思議な化石。
メタセコイアはスギ科の落葉樹で、公園や街路樹、
建築建材など幅広い用途で使われている木です。
化石化したメタセコイアは、
河原のいたるところで発見することができました。
さらに
上総層群のかけらまで見つけました!
上総層群とは、
今からおよそ300万年前から40万年前に形成された地層のこと
。
当時の多摩川周辺は海の一部。海底には砂と泥が堆積し、
長い年月をかけて柔らかい地層を作っていきました。
発見されたメタセコイアの化石は、
上総層群の中に埋もれていたものだと推測されています。
台風19号の増水で、
護岸ブロックで覆われていた上総層群が露出し、
水流でけずりとられて下流に流れ着いたと考えられています…!
うんちくを聞きながら現場を訪れることで、
地域のことへの理解が深まりますよね。
参加したみなさんも、
台風がもたらした興味深い置き土産に驚きを隠せない様子でした。
地元に長年住んでいても、
まだまだ知らないことはたくさんあります。
現場を訪れて、自分の目で見て知識を深められる「青梅うんちく散歩」
参加することで地域を再発見できる楽しさを味わえるかも知れませ
んよ!
(2020年3月現在の情報です)
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