タマちゃんディレクターがやってきたのは、青梅の木野下にある
「武藤治作酒店」。
今年の3月からクラフトビールの醸造にのりだしました
醸造免許を取得し醸造家としてクラフトビールを仕込んでいるのが
、武藤治作酒店の3代目の
武藤一由(むとうかずよし)さんです。
5月下旬、6回目の醸造が始まりました。醸造所はお店の一角にあり、武藤さんが手掛けているクラフトビールはブランド名を
「ベイパール」といいます。クロアチア語で
「イノシシ」。
青梅市の形がイノシシに似ていることから名づけました。
店頭でのペットボトル販売も始まったばかりで、
すぐに売り切れてしまう状況が続いています
5回目に仕込んだのが
イングリッシュペールエールです。
いただいてみると、美味しい〜!そして飲みやすい!甘さと苦味、
麦の美味しさを堪能できてとっても美味です。
4月下旬に
「青梅初のクラフトビールVEPARを応援する会」を主催し、そこでお披露目会がありました。
この日ははじめて仕込んだクラフトビールも振る舞われました。
武藤さんは地域活動やマルシェの開催に関わるなど、
街を元気に楽しくすることに積極的にに参加して人望を築いてきま
した。
武藤さんのつくるクラフトビールには、
多くの期待が寄せられています。
武藤さんが「武藤治作酒店」の3代目となったのは22歳の時。
お父様の急逝を受け、若くしてお店を継ぎました。
当時お父様は全国の希少な地酒販売にいち早く目を向け、
力を注いでいたそうです。
お父様が発掘した酒蔵の一つに、福岡県の
「杜の蔵」があります。
武藤さんがお店を継いでまだ間もないころ、
その酒蔵に招かれて酒造りを経験し、蔵人と親交を深める中で、
酒造りの魅力に翻弄されていきました。
そして奥多摩にあるクラフトビールの醸造所
「バテレ」も武藤さんに大きな影響を与えました。
青梅にあるクラフトビールのお店
「青梅麦酒」。
武藤さんがオーナーだった2018年にはすでにベイパールの構想
があり、自分の思い描いた味や香りを奥多摩のバテレに伝えて、
醸造してもらっていました。
クラフトビールの醸造には年間6000リットル造るという規定が
あり、
10日に1回のペースで200リットルのタンクで仕込んでいきま
す。
粉砕した大麦麦芽を煮ることで、
アルコールの元となる甘い麦汁が作られます。
麦汁をろ過したあと、ホップを入れます。仕込んでいるのは、アメリカ産ホップのはえるペールエールです。
気づくと武藤さんは常に醸造所の中を綺麗にしています。
酒造りは常に消毒!これは福岡県の酒蔵「杜の蔵」
で学んだことなのだそう。
街や人々にとってお酒はどんな存在なのかと尋ねると、
武藤さんは、
お酒は人と人とを繋ぐパイプ役であり、
酒屋としてお客様の笑顔を見るのが好きだとお話してくださいまし
た。
青梅愛の詰まったクラフトビールで、
人々を笑顔にする武藤一由さん。
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(2024年7月現在の情報です)
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武藤治作酒店
青梅市木野下1-404
TEL 0428-31-4886
営業時間 8:30〜20:00
定休日 日曜・祝日
Pあり
地図
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