発達支援でつながろうin西多摩
発達に支援を要する子どもたちへの教育・保育に関する話題を発信します。
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hattatsu-shien
■自己紹介
発達につまずきのある子どもたちと過ごしている教師です。このブログは僕の日常から「発達支援」を発信するのが目的です。友人たちからカタくて、マジメ過ぎて、ツマラないと評判ですがご容赦ください。
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得意なことは子どもとつき合うこと。たぶん、僕の唯一の専門性です。好きなものは、お酒とお酒に合う料理。楽しい会話。旅行。ミステリ。温泉。観ていてこわくない映画。あとはまあ、仕事ですかね。
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2008/08/17 13:27:08|
その他
コメントありがとうございました。
タナカさんにはいつも僕の駄文を読んでいただき、的を射たコメントを返してくださるので、本当にありがたく思っています。
おっしゃられる通り、過大過密の問題はすぐ身の回りにもありますね。青梅の小学校のことは多くの方が頭を悩ませていることと思います。地域の通常の小学校の話ですから、注目もされますし、行政も必死に改善策を考える事と思います。結果としては財政難が横たわっていますので、なかなかすっきりとは行きませんが。
しかし、一方で障害児教育の世界は、これだけ情報が流れる現代になっても、なお一部の問題ととられがちです。多摩地区には児童生徒が40人以上も在籍する特別支援学級が存在するということ。こんなことも多くの方に知っていただきたいと思います。このブログの大きな役割のひとつなんだろうと思いますよ。
何度も書きましたが、コメントをいただくと、書きたいことがまだまだ多くあることに気づかされます。本当に感謝していますし、今後ともいろいろな方から、素朴な疑問などを寄せていただけるとありがたいと思っています。
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2008/08/17 8:03:15|
その他
大阪府立支援学校の過大過密について
全障研大会の「就学・修学と教育条件整備」の分科会で報告された大阪南部、泉南地域の特別支援学校の過大過密問題についてお知らせしておきたいと思います。
配布された資料によると、泉南地域5市3町を学区にもつ府立佐野支援学校は児童・生徒数200人程度を想定して建てられた校舎で小・中・高等部合わせて420人が学んでいるといいます。普通教室が足りなくなり、家庭科室、美術室などの特別教室や会議室などが普通教室に転用されています。お茶やお花の勉強をする和室、作法室まで教室になっているそうです。教室の転用だけでなく、本来1クラス6名という学級定員を越えた「圧縮学級」を全校で14学級も作っているそうです。
運動場や体育館、プールなど共用施設を使用できる回数、時間が制限されるなど教育内容についての問題もありますが、多く指摘されたのは安全性の問題です。6歳から18歳までが一緒にいる訳です。スクールバスは12台。朝夕は校地内にひしめき合っているそうです。休み時間は廊下などは子どもたちでごった返し、トイレも行列ができるとの事。
給食は600食以上を作らねばならなくなり、厨房の機能がパンクしたために、小学部低学年が使用していた食堂をつぶして厨房を拡張したそうです。
大阪府は2005年度に9教室増設の工事を行いましたが、児童生徒数の増加のスピードについていけないようです。この状態を改善するために保護者と教員で会を結成し地道な活動を続けています。昨年度末までに学区の5市3町の議会で府知事宛ての「特別支援学校新設に向けての意見書」が採択され、また地元選出の府議会議員も精力的に働きかけを行っているそうです。運動のさらなる前進が期待されます。
大阪の特別支援学級は東京とはかなりタイプが違います。今回、話をうかがって、学級の状況もこの支援学校の過大過密問題に一役買っているのではないかと個人的な感想を持ちました。10月には学会で大阪に行きます。特別支援学級をテーマに分科会を持つので、この点についてしっかり聞いてこようと思います。
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2008/08/15 6:50:53|
その他
今朝は・・・
やるべきことがたくさんあって、ゆっくり更新することができません。全障研の分科会で報告された大阪のたいへんな現状を書かなければと思いますが、今しばらくお待ちください。
今日、明日とキャンプです。最近はすっかり手抜きで、バンガローもかまども整備されている近くのキャンプ場に4家族が集まります。
来週はまず京都で研究会。週半ばから地元での教員向けの研究会を行い、週末は静岡県の掛川市で合宿です。
ハードな夏休みも後半に入ってきます。体調に気をつけて、何とか乗り切ろうと思います。
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2008/08/14 8:13:19|
その他
藤野高明さんのこと
全障研大会の記念講演は、不発弾の暴発で子どもの時に両目の視力と両手を失った藤野高明さんのお話でした。今年70歳になられる藤野さんは大きな舞台の上では細く見えました。介助者に支えられながら演壇に登り、マイクに向かっての第一声が、とても大きく力強くて驚きました。その後は、藤野さんのお話に一気に引き込まれていきました。
藤野さんは障害のために学校への入学を拒否され、20歳を過ぎてから盲学校の中学二年生に編入。やがては教師を志し、障害を隠して通信制の大学に入り、33歳で盲学校の世界史の先生になりました。以来、障害者差別との戦いや障害を生み出す戦争反対の運動を続けていらっしゃいます。
今回の講演の中で僕がすごく心に残った話は、大江健三郎さんの著作との出会いの部分でした。以下、引用します。
「大江健三郎さんが、『自分の木の下で』という本の中で「子供たちにとって取り返しのつかないことはほとんど無い」というふうに書かれています。つまり子供たちはどんな失敗をしても、どんな回り道をしても、いくらでも取り返しができるんやから失敗を恐れたり回り道を恐れたりしないで、のびのびと頑張りなさいという意味のことを書かれてるんだろうと思います。
私はこの言葉を聞いたときに、どうも胸にストーンと落ちませんでした。と言うのは、僕は視覚視力と両手も失いましたから、取り返しは付かない訳です。二重障害はしんどいですから、取り返しが付かないことはあるんじゃないかという気がしたんです。大江先生は非常に厳密に本を書く人ですから、「二つのことを除いて、取り返しのつかないことは無い」と言っているんですね。「でも二つだけは例外がある」と言われています。「一つは他人を殺すこと、もう一つは自分を殺すこと」このことを除けばいくらでも、いくらでも取り返しが付く。
私は最初はこの言葉が納得できなかった訳ですが、最近になって、大江さんが言いたかったことが、こういうことだったのかと、わかってきたような気がしています。私は視力をなくし、両手をなくしたけれども、それこそ人と時代に恵まれてたくさんの物を取り返してきました。それは30年間学校の先生をしたということもそうですけれども、多くの人にめぐり合い、多くの人と豊かな人間関係を作り、人間の作り出した多くの文化、音楽を聴いて本当に自分の心を豊かにすることもできました。だから手は無くても多くのものを取り返したと思います。」
藤野さんだからこそ、藤野さんでなければ言えない言葉だと思いました。僕の文章がまずくて、感動が伝わらないですね。興味のある方は、ぜひ藤野さんの著作を読んでみてください。
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2008/08/14 0:16:52|
その他
戻りました。
2泊3日の駆け足の旅行から戻ってきました。木曽路の旅です。かなり前から続いている旅行で(うちの子どもたちは0歳から皆勤賞です)今年は3家族が集まりました。コースも内容もすっかり固定化していますが、あの川、あの森たちに毎年会いに行くような気分なので、満足しています。今年は、それにプラスして、それぞれの場所の人たちと思わぬ交流があり「また来年」と何回も約束しました。長く続けるって、いいなーと改めて思いました。
さて、和歌山ツアーの報告が全然できていませんね。携帯での投稿は文字数の関係で、後に宿題を残してしまうので考え物です。
みくまの支援学校のこと。プールを見たかったんです。20mの小ぶりなプールですが、縦に約半分に仕切られていて、一方は普通のプールですが、残りの半分はプールサイドからなだらかなスロープで少しずつ水に入れるようになっています。膝下くらいの浅さなので、四つん這いで入る子もいるそうです。子どもたちの目線で作られたプールなんです。
みくまの支援学校の施設には随所にこのような工夫が見られます。養護学校のまったくなかった地域に特殊学級ができ、小さな声が次第に集まって、学校を作ろうという運動に広がります。小学校の校舎を間借りする形で養護学校の分教室ができ、地域に根ざした地道な教育活動が続けられ、その中で議会請願を重ねて、9年後とうとう養護学校が開校します。その歴史に最初から立ち会われていたK先生に校舎を案内していただいたのです。校舎そのものが先生や子どもたちや保護者のみなさんの願いであり、分身であるように感じました。
開校から19年。K先生も今年度でご退職です。その年に訪問することができて、本当に良かったなーと思いました。学校づくりについての詳細は全障研出版部「まんがれ子どもたち」(絶版)という本に書かれています。ぜひお読みいただきたい一冊です。
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