妻に頼まれて、小学校の特別支援学級の子ども用の台本を書いています。僕はいつも中学生向けに書いているので、小学生がどれくらいできるのかわからず、ちょっと心配です。原作の絵本はとても楽しいのですが、劇にしたら、あっという間に終わってしまうということで、原作者の許可なく、勝手に脚色してしまうのです。(学校はいつでもこうですが、もしかしたら著作権法に抵触するのかな・・・あまり、外にもらさない方がいいのかも) 主人公の王さまは、何でもしりとりで並んでいないと気がすまない。晩御飯は、まず王さまが食べたい物を口走ると、しりとりがスタートして、コックや家来が必死に運んでくるという設定です。 夕食の場面の前に、何かしりとりで周囲が困る場面が必要だと思い、ひねりだしたのが「国名しりとり」です。王さまの誕生日をお祝いしようと、各国の大使が集まっていて、謁見の順番を待っていることにしました。ロシアに始まり、アメリカ、カナダと進み、次は大韓民国(ダで始まる国名は世界でただひとつでした)、クロアチア、アルゼンチンで終了。マジメに並んで待っていた日本大使はお目通りを許されない、という設定です。世界の国名で「に」で終わるものはなかったのです。どうでしょう。 この新キャラの日本大使が、このまま重要な役回りをすることにしました。思いついたら、うれしくて、ついついセリフをふやしてしまい、早速クレームがつきました。まあ、とりあえず、書き上げて、後は先生方にお任せしましょう。 よその台本書いている場合じゃないんですけどね。自分のところも、そろそろストーリーを決めていかないと・・・。また、ご披露させてくださいね。ではでは。 |