桑都とは、八王子の別称です。
江戸時代から、養蚕、製糸、染物、機織などの絹の繊維産業の中心地であったため、そう呼ばれていました。
しかし、今では桑畑は探さないとみつかりません。養蚕農家はたったの2件になってしまいました。
それでも、この文化を絶やしたくないと、いろいろな組織が活動しています。
多摩シルクライフ21研究会は、養蚕から呉服屋さんまで、そして研究者も巻き込んで、多くの繊維関係者がよりよいシルク製品をつくるために協力しています。さらにこの組織は一般向けに繭加工の講習会を定期的に開催しています。この組織は、国産シルクの応援団を常時募集中です。シルクや繭の加工などに興味のある方は、ぜひ参加してみてください。 http://homepage3.nifty.com/tamasilk/
八王子ファッション協議会は、八王子産地繊維企業の若手を中心に発足し、メイドインジャパンの復興を目指して活動しています。 http://www.hfc-net.org/index.html
八王子のシルク文化を絶やすまいとがんばっている人たちが確実にいるのです。
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