野草ウォッチング in 奥多摩

奥多摩の山々を中心に歩きながら、そのとき目にとまった野草、野鳥などを撮影しています。
 
2012/10/27 22:33:05|青梅周辺
下奥多摩橋下流の多摩川右岸(2012-10-19)


mso-hansi-font-family:Century">今日は多摩川右岸を下奥多摩橋から多摩川橋まで歩きました。実際は、途中藪に遮られて何回か上の道を歩いたりしながら何とか多摩川橋近くまでたどり着くことができました。下奥多摩橋のすぐ下の河原ではアキノノゲシやナギナタコウジュ(写真左)がすぐ目に付きました。また、アカバナユウゲショウ(写真上左)の可愛らしい花もいくつか咲いてました。ここでもセイタカアワダチソウが猛威をふるっているようです。次に長淵三丁目あたりの河川敷に下りるとだだっ広い草むらではアレチハナガサ(写真上中)の紫色の花が目立ちました。その他カワラニガナの花も多かったです。このあと、多摩川への降り口がわからずうろうろしましたが最後に友田三丁目あたりの河川敷に下りました。ここでは一株だけでしたがカワラノギク(写真上右)を見つけることができました。本日の目的の一つだったので何とか見つけることができてよかったです。








2012/10/26 12:11:00|羽村・福生多摩川
多摩川河川敷(2012-10-17)

河辺町三丁目あたりから多摩川に降りる道を見つけ河辺市民球技場までの多摩川河川敷を歩いてみました。今まで上流の川しか歩いたことがなかったので、広々とした河川敷に上流とは異なる色々な草花が生育していることに気づき驚きました。河川敷に下りるとすぐフサフジウツギの紫の花が目に付きました。この花は上流でも野生化しているのがかなりあります。その他、セイタカアワダチソウ、ツキミソウなども目を引きます。多摩川の土手を歩いていくとアキノノゲシ(写真上左)の淡い黄色、カワラナデシコ(写真上中)の淡いピンクの花を見つけました。カワラナデシコはこの一株しか見つけられませんでしたがナギナタコウジュ、ノコンギクなどがたくさん咲いてました。紫の小さな花が咲いていましたが調べてみるとクコの花(写真上右)でした。実、根の皮、葉が生薬になるそうです。さらに進むとオニノゲシ、アメリカイヌホウズキ、アレチウリが群生していました。アレチウリは日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている厄介者のようです。河辺市民球技場に近い河原は野原のようになっていますがカワラニガナ(写真左)がたくさん咲いてました。








2012/10/24 10:02:02|大菩薩
大菩薩峠(2012-10-16)

上日川峠を起点にして、福ちゃん荘、大菩薩峠、雷岩と歩き、帰路は唐松尾根を下山しました。今回は大菩薩嶺はパスしました。大菩薩も10月半ばになるとあまり花は期待できません。福ちゃん荘までの道ではシロヨメナ(写真上左)が少し咲いてましたが、あと目立つのはミミガタテンナンショウかマムシグサの赤と緑の混じった実ぐらいです。福ちゃん荘の近くではマユミの実(写真上中)がきれいでした。すこし紅葉した広葉樹や富士山を眺めながら大菩薩峠に到着しましたがここからの雲取山や南アルプスの眺めは雄大でした。雷岩までの稜線ではリンドウ(写真左)ばかりが目立ちました。赤い実はナナカマドの実のようです。今日の富士山(写真上右)は麓のあたりに薄いもやのような雲に覆われ幻想的な雰囲気でした。








2012/10/18 10:21:02|日の出山
日の出山(2012-10-13)

日向和田駅から梅の公園入口、三室山、梅ノ木峠を通って日の出山に登り、ビジターセンター、滝本経由でJR御嶽駅に下山しました。日向和田駅から梅の公園入口前を通りすぎて暫く歩くと小さな鳥居がありそれが日の出山登山口です。登山口近くにはノハラアザミが見られました。緩やかな登山道を進むとコウヤボウキ、オクモミジハグマ、シラヤマギクが目立ちます。カシワバハグマも咲いてます。赤い実はオトコヨウゾメ、ミヤマシキミです。琴平神社を過ぎて暫く歩くとツルリンドウ(写真上左)が花を咲かせていました。良く見ると花びらの中から赤い実が顔をのぞかせています。三室山からの登山道ではツルニンジン、シラネセンキュウ、アキノキリンソウが多いです。梅ノ木峠に近い南側が開けた場所ではヤクシソウ、ノコンギクの群生が素晴らしかった。梅ノ木峠ではツリガネニンジン、ノハラアザミ、ヤクシソウ、タイアザミがきれいでした。ここから日の出山までの道ではサラシナショウマ、ヤマハッカ、シラネセンキュウ、フジウツギ、シロヨメナ(写真左)が見られました。日の出山山頂ではヤマホタルブクロがまだ咲いておりノコンギク、アキノキリンソウ、ワレモコウ(写真上中)も咲いてました。日の出山からビジターセンターまでの道ではタカオヒゴタイを見ました。ビジターセンターから滝本までの表参道でもシロヨメナが多いですがレイジンソウ(写真上右)もまだ咲いてました。










2012/10/12 11:04:00|大岳山
大岳山(2012-10-09 )

御岳山一の鳥居から大岳山まで往復しました。8時半に出発して16時半に帰着、ちょうど8時間の行程でした。一の鳥居からケーブルカー滝本駅まではオトコエシやシラネセンキュウが目につきます。滝本駅からビジターセンターまでの参道はナカミセまでの道が何回歩いても厳しい。この道ではモミジガサ、セキヤノアキチョウジ、オクモミジハグマ、ツリフネソウ、カシワバハグマ、コウヤボウキ、シロヨメナなどが花の盛りです。帰りに気づいたのですがレイジンソウも咲いてました。御嶽神社直下から長尾平に向かう道ではナギナタコウジュ、ヤクシソウ、カメバヒキオコシ、セキヤノアキチョウジが目立ちました。フシグロセンノウがまだ咲いていて蕾を持っているのには驚きました。長尾平分岐から大岳神社までの登山道ではホソエノアザミ、シロヨメナ、セキヤノアキチョウジ、アキノキリンソウ、コウヤボウキ、シラネセンキュウなどが咲いていて神社近くではサラシナショウマを見かけました。大岳山山頂では一株だけオヤマボクチ(写真左)を見つけました。その他フクオウソウ(写真上左)、シロヨメナも咲いてました。復路はロックガーデン経由で帰りましたがシロヨメナ、シラネセンキュウばかりが目立ちました。タマガワホトトギスの咲き残りもいくつかありました。天狗岩から天狗の腰掛杉に上がる道ではツルニンジン(写真上中)の群生があり、かなり大きなサラシナショウマ(写真上右)もありました。