実は「
清澄庭園」です。
だいたいからして紀伊国屋文左衛門は架空の人物とも云われても居ますね?
紀三井寺に文左衛門が母親と参拝に来た時に下駄の鼻緒が切れて下駄を挿げてくれた向かいの神社の宮司の娘に惚れて結婚し・・
彼女の親から金を融通してもらい火災の多かった江戸に材木やミカンを千石船に積み込み大稼ぎして吉原を一夜借り切ったとか?
この文左衛門・実は木曽の大きな材木の豪商がモデルになってるのだそうな?
清澄庭園に松尾芭蕉のデッケ〜石碑「古池や蛙飛び込む水の音」って〜のが、建っていて・・池らしきものまである?しかし違うからね!
石碑は隅田川のほとりの芭蕉庵に記念として造ったが狭い処を芭蕉記念公園にするので清澄庭園に移設したとの事です。
蛙が飛び込んだのは・・豊島区の関口芭蕉園の池とも?いや、違うとも?
清澄庭園に入ったら石は石でも3代目の持ち主であった岩崎弥太郎が全国から集めた庭石を見て欲しいです。
次は芭蕉庭園〜隅田川の芭蕉庵に向かいます。
芭蕉は俳諧の師匠をしていた時に弟子から隅田川のほとりにある鯉の養殖場の番小屋を借りて住んでいたらしい・・そこが今は芭蕉公園です。
ここで面白いのは住まい跡に鎮座している芭蕉の銅像が普段は南西の隅田川に向いているが午後5時になると奥の細道として船から降りて実際に出立した千住の方向に向くんだって!確かに揺すると多少動く・・
しかし見た人が居ない?その訳は「5時に向くのに4時半閉園」て〜事です。
ね〜千住にある有名な芭蕉の句が建ってますが・・なんだったけ?
〇 目に青葉 山ホトトギス 初鰹
〇 行く春や 鳥啼き魚の 目は泪
さ〜どっちだったかな?って思ってたあんた!
鼻ほじってないで・・暇つぶしに「ちった〜調べてみてよ!」
道順で次は清澄〜隅田川沿いに。
振袖大火の吉原女郎の収容墓地としても有名な蔵前方面の「回向院」に行きます。
此処は江戸時代から善光寺の本尊様を長野まで行かずとも拝める出開帳でも知られています。
また・・大相撲発祥の地でもあり鼠小僧次郎吉の墓も有る。
もっと立派な小屋掛けの石碑・江戸時代の猫の恩返し的な猫塚も有ります。
しかし日本人は義賊に弱い、ここでも次郎長、国定忠治と同様に墓石を欠いて持ち歩く風習に困り果て・・
何と信州善光寺の前立様のごとく鼠小僧の碑をセメントで造り置き・・
こっちを欠いて下さいと書いてありました。
次は・・すぐ近くの「松の廊下の刃傷沙汰」でおなじみ吉良上野介の屋敷跡に行く。
歌舞伎が客寄せのため脚色し吉良を悪く扱ったため・・そ〜四谷怪談も仲睦まじい夫婦だったはずが・・史実と世間の受け狙いは今も昔も変わらないね?
吉良邸なんて情けなくなるような狭い一角になってしまい本来の敷地の800分の1の30坪を・それも町内の有志が墨田区に寄付したそうな・・
「首洗いの井戸」も有りました。泉岳寺にもあるよね〜丁寧に2度洗いかな?
しかし吉良上野介と浅野匠は警視総監と巡査の違いが有って・・
今では「吉良が正しかったのでは?」とされている。
「松の廊下」の刃傷沙汰も「柳の廊下」であり衣装も吉良が作務衣で烏帽子&長袴は浅野匠の下級大名の衣装・まして殿中で大刀を振りかざすなんて有り得ないと云われています。
その話も後ほど皇居に案内した時に埋蔵金と一緒に詳しくお話しするとして・・その後・・皆さん待望の吉原へ行きました。
山谷をぬけて早いとこ吉原遊郭跡へ急ぐ途中、山谷の住人から声がかかる「よ〜B級ガンバレ!」「おっあんB級は・も〜アラへんねん」なんとなく大阪弁が似合ってきそうな雰囲気、そ〜云えば「あしたのジョー」の出どころ?
そ〜ダン平オヤジのボクシングジムが有ったの泪橋って・・
吉田松陰も埋葬された小塚原処刑場に架かっていた橋で身内や関係者はこの橋の処で泪ながら別れたらしい・・
松陰の遺体も・・それまでにたくさん埋葬されたもんで埋めるのも浅く野犬に掘られるので松陰の弟子がワイロを渡し夜陰に乗じて大八車で世田谷に移し今は伊井直弼の菩提寺である豪徳寺のすぐ近くに松陰神社として祀られてます。
あのさ〜神社にも格が有るって知ってた〜?
大社・神宮・神社に稲荷・祠て〜のもあるわな〜?
コロナで暇してるあんた〜松陰神社の近くなんだから・・調べてみたら?
そんな事どうでもいいけど腹がへってきたので遊郭突撃前の恒例の馬力付け「桜鍋」と云うものを食べに吉原大門の「中江」に立ち寄る。
「馬のすき焼き&生ビールを付けてのランチメニュウ¥2000」ビールがなんともこたえる!桜鍋・そうね?ランチならお得てとこかな?
処で・・此処で有名な「見返り柳」ってお客と遊女のどっちが「見返りしたのでしょうか?」って話もあるが・・どうでもいいか?
次は三ノ輪(山谷)の「バッハ珈琲店」〜日暮里の羽二重団子屋へ向かう・・
お洒落な雰囲気の喫茶店で「バッハ・ブレンド珈琲」を頼む・・うまい!
なんせ沖縄サミット(森&クリントン)で請われた店で「山谷の労働者にこそ飲ませたいとデパート出店を断ったと云うお店」とのこと、しかし・・さっきからバックミュ―ジックが気になる「バッハ」って店の人に聞いたが「いいえ」だって?原井さん曰く「ヘンデル」うそ〜「ヘンデス?」俺ってクラッシク弱いから・・
いよいよ最終目適地日暮里「芋坂の羽二重団子」もういいんじゃないのとの声もあったが、好きなので・・なかば強引に入ってしまう。
室内から見る景色は坪庭よりちょい広く竹で囲まれた落ち着けるお店、抹茶はいいけど団子?は薄平ったく「言問い団子」よりちょい量が多いかな程度、あまり甘くないこし餡です。
そんなこんなで谷根千の「夕焼け段々」方面から銀座商店街を抜けてのんびり千駄ヶ谷店まで帰ったポタリング下町散策でした。
もちろん店に着いてから輪行の仕方の幾つか覚えていただきお帰り願いました。 皆さんご苦労様でした次の機会にお会いしましょう
2011年7月14日 天気 晴れ70歳代〜30歳代 内女性2人( 勇・田中・大阪・大塚・斉藤・小田・伊原・橋本夫妻・阿部・戸叶)以上11人
◎次回第2水曜日は寄り道しながらの荒川サイクリングです。
〜前日までのTEL連絡で参加OKです気ままに御参加を!〜(毎月第2水曜日・神宮店前午前9時集合降雨量30%以上は中止、ヘルメット着用のこと)
◎以上が第1回の都内のシニアランでした。勇ランは立川で神宮ランの前から休みの水曜日にやっていました。
※ 昔はネットじゃ〜ないから・・長文でプリントアウトして店に置いておりました。
◎写真も無いので今回はクラブ員の協力で出来上がった青梅ファクトリー
※カップや盾やメダルを一度も飾らず捨てるのも失礼なので邪魔なリボンは取って飾りました。飾るのは嫌いなんです!メダルや・コケシ・ジャージなど副賞も友達にあげちゃいました。
◎ 青梅倉庫のリニューアル @ ◎ その A ◎ その B
※今回は僕の高校の同級生の歌を・・
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https://youtu.be/X6agHQUF8Ms※
https://youtu.be/X6agHQUF8Ms