アルボス 樹

運動音痴がはじめて出会ったゴルフの楽しさ。 そして幾分なりとも落ち着いて音楽を聴く 環境が出来、良き師匠にも出会うことが出来ました。
 
2012/10/31 20:33:20|レクイエムに魅せられて
Marin Marais

・マレ:異国趣味の組曲(全33曲)(ヴィオール曲集第4巻より) 


ジョルディ・サヴァール(Gamb)                                                                                               ピエール・アンタイ(Cemb)                                                                                           シャビエル・ディアス=ラトーレ(テオルボ、G)                                                                                      ロルフ・リスレヴァンド(テオルボ、G)                                                                                                フィリップ・ピエルロ(Gamb)                                                                                                          アンドルー・ローレンス=キング(Hrp)                                                                                                   ペドロ・エステヴァン(Perc)                                             


サヴァール / マレ:異国趣味の組曲(2SACD)                                                マレ生誕350周年の掉尾を飾る、サヴァール渾身の演奏!を聴きました。                                       そうです。めぐり逢う朝 の DVDを見まして改めて聴き直しです。                                                                                                                                                


かつてサヴァールは、1975年から1992年にかけて、アストレ・レーベルで、全5巻から成るマレのヴィオール組曲より、各巻LPないしCD1枚分を抜粋して録音し、世にマレの認知を高めました。今回の新録音は、1977年に録音された第4巻の収録曲を完全に含んでいますが、ヴィオール、チェンバロ、テオルボもしくはギターという3人編成で録音した当時とは異なり、最新の研究成果を盛り込んだ7人編成で、収録曲も12曲の抜粋から33曲全曲となり、ヴィオール演奏の第一人者としての面目躍如たる演奏となっています。 第4巻には、他に「6つのフランス風組曲」と「3挺のヴィオールのための組曲集(2組曲)」がありますが、やはり、この異国趣味の組曲が特に有名です。なお、「異国趣味」というタイトルは、同じ巻にある、この「フランス風」というタイトルと意味的に対比されており、「外国風」の意。中でも、イギリスが意識されています。マレのヴィオール曲集の中でも、傑出した位置を占めるこの曲の、まさに決定盤といえる録音です。(キングインターナショナル)


そうです めぐり逢う朝 では 師サント・コロンブに楽器 ヴィオラ・ダ・ ガンバの教えを請うために弟子入りした マラン・マレの33曲。


ここではサヴァール先生が自らガンバをお弾きになっておられます。


我が師匠からお教えいただきました時には、1回さらりと聴きましたが、その時は、師匠からお送りいただいた他のCDに耳が行っておりまして。  はい 改めて聴きますと 決して大上段に構えた曲ではあれませんが、静かに繰り返し流れる旋律は やはり心に静かに染みいります。


本日 ルーターを買って参りまして、2台目のパソコンに繋げようと致しましたら、カテゴリー5 の線が無く (フルイパソコンデスカラ) 途中で撃沈。つながったら改めてご報告いたします。








2012/10/29 14:11:39|レクイエムに魅せられて
シューマン オラトリオ 楽園とペリ

・シューマン:オラトリオ『楽園とペリ』全曲 


ドロテア・レッシュマン(ソプラノ:ペリ) 

マリン・ハルテリウス(ソプラノ) 

レベッカ・マーティン(メゾ・ソプラノ) 

ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ) 

クリストフ・シュトレール(テノール) 

ヴェルナー・ギューラ(テノール)

クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)

ゲラルト・ホイスラー(バス) 

バイエルン放送交響楽団&合唱団 

ニコラウス・アーノンクール(指揮) 

録音時期:2005年10月21,22日(ライヴ) 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール


当アルバムは,2008年のアーノンクールの第1弾。マリス・ヤンソンスの就任でさらに実力を伸ばし名実ともにベルリン・フィルと肩を並べるドイツ随一のオーケストラとなったバイエルン放送交響楽団と2005年10月に初共演した際のライヴ録音盤。 アーノンクールによる「楽園とペリ」は、ほかに競合盤の少ないこの曲の決定盤と呼ぶに足る充実ぶり。8人の独唱者と混声合唱が必要で、それだけに声楽パートの比重が高い作品ですが、主役のペリを歌うレッシュマンンをはじめ、ハルテリウス、フィンク、ギューラ、ゲルハーヘルなど、数々の共演でアーノンクールと気心を通じた旬の歌手たちをそろえています。「無垢の心を持った妖精が、2回の挫折によって大きく成長し、楽園に戻るまでを役そのものになりきって演じた」と称賛されたレッシュマンの名唱は一聴に値するものです。ヨーロッパ随一といわれる音響を誇るミュンヘンのヘルクレスザールでの録音。(BMG)


シューマンのオラトリオ 大規模な声楽曲で1時間40分はあっという間。


私は音楽の基礎知識は全くありませんので、やれ対位法だ和声法だなどと記述することはできませんが、スケールの大きさ、全26曲を繋がる豊かな感性と階段を昇るような高揚感は圧倒されます。


特にペリを歌われた ソプラノ ドロテア・レッシュマン の最終26曲めは、すべての喜びを歓喜の大合唱に導き終曲となります。元気が出る曲でした。  


もちろんスタンディングオベーション。  ブラボー ひとりブラボーの嵐。








2012/10/29 13:15:42|レクイエムに魅せられて
アラン・コルノーの映画 めぐり逢う朝 
アラン・コルノーの映画 めぐり逢う朝 
前回 満を持して 2 でご紹介いたしました めぐり逢う朝 の 映画が始まって 16分46秒の 1カットです。

大変美しい 1カット Bandicam にて切り取りましたので御覧下さい。Picasa で若干明るくされるとより映画の画像に近づくと思います。


光とかげの美しさはヨハネス・フェルメールのような美の世界でした。







2012/10/25 20:34:42|レクイエムに魅せられて
満を持して 2

早朝からバッハの管弦楽組曲全集を聴き 満を持して 1 その後母を買い物に連れ出し、果物などを買い、園芸店に秋の花を見て帰ってまいりました。 午後から 満を持して アラン・コルノーの映画 めぐり逢う朝 を見ました。


17世紀の音楽家マラン・マレと、その師サント・コロンブの葛藤と愛を描いた人間ドラマ。全篇に二人の代表曲が流れ、また撮影は、当時と同じ光源を使って行われた作品です。


この映画を観るきっかけは、 ジョルデ・サパール先生のCDを師匠がお送りくださり、そしてDVDをお送りいただきました事です。 フランス映画ですので、やはり哲学的というか、厭世的というか、 映画を見た後は そしてどうなるの 的なものと感じておりましたが、約2時間の鑑賞は大変感銘を受けました。


まず、映像の美しさです。新古典主義 19世紀のアカデミズム的映像。そしてロマン主義の時代を彷彿とさせる、ドラクロワの絵画のような1シーン。1カット。 光とかげの美しさはヨハネス・フェルメールのような美の世界でした。


ジョルデ・サパール先生の曲は師匠にたくさん御教示いただき、又 楽器 ヴィオラ・ダ・ ガンバの曲をほんとに多くお教えいただきました。 もちろん映画はこのヴィオラ・ダ・ ガンバの曲が全編を通じて流れ、又多くの楽器を見ることができました。


ラスト15分は涙が流れ、止まりませんでした。特に 音楽とは何かを師が問い、 弟子であるマラン・マレの一言・一言の言葉と真実を見極めようとするシーンは胸に詰まる思いがいたしました。


音楽監修は もちろん サパール大先生。 良い映画でした。 映画の1シーンをぜひ皆様にも見ていただきたく、You Tube  に上げようと思いましたが、それよりもぜひ皆様に全編を見ていただきたいと感じました。 本当に映像も、音楽も、美しく、人間とは を感じさせられた映画でした。


またしても蛇足  フランスの17世紀のエロチシズムはやはり成熟した感がしました。


 


 








2012/10/25 20:34:24|レクイエムに魅せられて
満を持して

満を持して J.S.バッハ 管弦楽組曲全集を聴く。


今日は休み、疲れも溜まっているし少し朝寝をしようと決めていましたが、何のことはありません。母親に暗いうちから起こされ、やっと布団に戻りましたら、今度は医者を紹介してくれとの電話。ドクターに連絡を取り症状を伝えて患者の依頼をお願いいたしますと、すっかりお目覚め。


エイ、ヤー と起きまして、朝食後に覚悟を決めて そうです、覚悟を決めませんと聴けない曲。 満を持して J.S.バッハ 管弦楽組曲全集を聴く。


組曲 第3番 ニ長調 BWV1068

組曲 第1番 ハ長調 BWV1066

組曲 第2番 ロ単調 BWV1067

組曲 第4番 ニ長調 BWV1069

ジョルディ・サヴァール(指揮)

ル・コンセール・デ・ナシオン

レーベル AliaVox  CD2枚組

 師匠からお送りいただいた、ジョルディ・サヴァール(指揮)。いきなり第3番 ニ長調。

第3番の雄大な冒頭から、弦楽器の美しい音色、そしてペドロ・エステヴァンのティンパニの轟く音色や、通奏低音楽器群のなまめかしい響きにググッと耳と心を引きつけられます。通奏低音のチェンバロはアンタイが担当しており、思わず通奏低音に耳が行ってしまうような、独創的で即興的な和声づけは見事です。独特の「ため」や間の取り方など、旋律楽器はもちろんのこと通奏低音楽器群もバッチリと息が合っております。第2番では名手マルク・アンタイがソロを務めているのも注目。バディヌリで聴かせる装飾と、それを支える弦楽器アンサンブルのなんとも洒脱な伴奏が印象的に響きます。第4番では最高のメンバーがそろったアンサンブルが惜し気もなく豪華な響きを披露。華やかに鳴り響きます。サヴァールによる不朽の名演奏の嬉しい復活です!(キングインターナショナル)から

第3番の第2楽章はクラッシック音楽をお嫌いな方でも、思わずうぅぅぅーと唸る名曲。まして いわんや サパール先生がお振りになっておられる。しかも デジタル録音。ここぞとばおりに タンノイのスピーカーもお働き頂、弦楽器の音色はまさに最高。

キングインターナショナルの解説のとおり、サヴァール先生による不朽の名演奏の嬉しい演奏でした。

 師匠 ありがとうございました。でも 聴き終わって なぜか ぐったり。

蛇足になりますが、三省堂のクラッシック 音楽作品名辞典では組曲 第5番 ト単調 BWV 1070 なるものの記述がございます。そして 注意書きに 偽物 との記録。 記述するな。