白木屋呉服店の過去の一点

この度、fc2で同名のブログを開始したため、こちらは「過去の一点」と改名いたしました。過去数年分の作品についてはここでしかご覧になれません。このブログは今後も継続していく予定ですので、fc2と併用してご利用いただきたいと思っています。ホームページ本体の「ご意見ご感想」もご利用ください。
 
2012/07/22 15:19:00|振袖・七五三・お宮参り
野口の着尺を振袖化

野口の着尺を振袖化。制作は岡重。

写真のいちばん上反物の幅を写真の幅として撮ったもの、写真2番目は近接。

花の種類は、梅、桜、楓、椿、菊です。技法は手挿で、輪郭だけ型を使い、内部は手彩色。4丈(16m)で染めて振袖にできるようになっている。







2012/07/20 14:26:00|振袖・七五三・お宮参り
千切屋治兵衛の市松模様の振袖

千切屋治兵衛の市松模様の振袖2枚。

どちらも手挿(輪郭線である糸目が型で、模様内部の彩色が手描き)によるもので、千切屋治兵衛の振袖としては標準的なもの。

写真のいちばん上と写真3番目は全体、写真2番目と4番目はそれぞれの部分。








2012/07/19 16:17:00|小物
市川銕琅(てつろう)の帯留「蘭陵王(らんりょうおう)」

市川銕琅(てつろう)の帯留。「蘭陵王(らんりょうおう)」。

市川銕琅の「銕」は加納銕哉(かのうてっさい)の弟子であることを示す。加納銕哉も市川銕琅も奈良に工房があったが、市川銕琅は調布市の出身で、調布市郷土博物館に作品のコレクションがある。息子の悦也さんは有名な彫刻家で大学の教授。

作品のテーマは舞楽の演目である蘭陵王(らんりょうおう)の面。陵王は南北朝時代の北斉の皇帝の一族である高長恭というという武将で、あまりにも美形な顔だちをしていたため敵兵に舐められてしまうということで、仮面を被って北周の軍と戦った。








2012/07/18 16:15:00|花也
花也の付下げ「榧(かや)」

花也の付下げ「榧(かや)」。

写真のいちばん上は前姿(マエミ+オクミ)、写真2番目は後ろ姿、写真3番目は近接。

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2012/07/16 15:10:00|龍村
龍村の夏の袋帯「彩簾花文錦」

龍村の夏の袋帯、「彩簾花文錦」。

写真のいちばん上は帯の幅を写真の幅として撮ったもの(お太鼓が長い)、写真2番目はお太鼓の端の部分の近接、写真3番目は拡大。