タマちゃんディレクターがやってきたのは、青梅市二俣尾、通称
「三角山」と言われる青梅街道の近く。
ここに
平田鍛刀場があります。刀鍛冶職人の工房です。
鋼を打つのが、刀鍛冶の
平田祐平(刀工名)さん。妻の
のどかさんがこの鍛刀場の代表を務め、マネージメントをしています。
祐平さんは高校卒業後、日本刀の聖地として知られる岡山県備前長船の名手・
上田祐定刀匠もとに入門。13年の修業で、自家製鋼と鍛刀技術について学びました。
独立し、青梅に鍛刀場を構えたのが、2019年の春です。
ちなみにのどかさんは、祐平さんと岡山で巡り合ったそうです
自家製法「たたら製鉄」でつくられるのが、
玉鋼(たまはがね)。刀や包丁の基です。
日本古来の製鉄法で、原料は砂鉄。1300度まで温度をあげ、
30キロの玉鋼をつくるのに9時間かかります。全国に300人ほどいるといわれている刀鍛冶職人の中でも、「たたら製鉄」から自社で行っているのは10人程度。稀有な鍛刀場であり職人なのです。
職人の多くは製鉄所の玉鋼を購入しています。
原料である砂鉄の産地が同じため、完成した刀はほぼ同じ仕上がりになってしまうそうです。
「昔は、日本各地の砂鉄を原料としていたので、切れ味、色味、耐久性など地域ごとの特色などが出ていました」と祐平さんは語ります。
平田鍛刀場では、日本刀をはじめ、包丁、ナイフのオーダー注文を受けています。もちろん包丁やナイフも日本刀と同じ作り方です。
包丁は10年使っても、1.5ミリしか減らない耐久性。
一生モノ以上で、何世代に渡って受け継がれてもいい、お宝とも言えます。平田鍛刀場では2020年から体験会や見学会を実施しています。
タマちゃんディレクターも特別に、ちょっとだけ体験させていただきました。
温度の熱さや、音の大きさ、迫力にびっくり!!

一日体験では、万能包丁が一本完成します。
結婚した記念に、ご夫婦で一緒に包丁をつくる方が多いそうですよ。
平田夫妻は体験会や見学会を通して、日本の文化である刀鍛冶職人の仕事を沢山の人知ってもらいたいと話します。
刀工の高い技術とオリジナリティーを大切にし、日本古来の文化を広げる平田ご夫妻。
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(2020年6月現在の情報です)
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平田鍛刀場
青梅市二俣尾4-1209
体験会 完全予約制
鍛錬見学(無料公開) 毎週土・日 13:00〜15:00
地図
ホームページはこちら!体験会は6月を目途に再開の予定だそうです。
詳しくはホームページをご確認ください。
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