「映画」というフレーズがよく似合う街、青梅で上映会イベント「
シネマ・メイドイン・青梅」が11月を皮切りに始まった。
「シネマ・メイドイン・青梅」の仕掛け人は、ユニット名
「食パンと乾電池」の本橋さんと阿部さん。コロナ禍の緊急事態宣言中、
テイクアウト弁当の販売で人々に元気と笑顔を届けてきた。
そして
今できることとして、人々が集えるプロジェクトが企画された。「シネマ・メイドイン・青梅」
の実行委員の一人である
ちゃんちき堂の久保田さんは広報担当。
シフォンケーキの引き売りをしながら今回のイベントのPRに当た
っている。
そして、青梅の街をいつも見てきた。
本町駐車場に連なる看板……
ちゃんちき堂の哲さんの発案で設置された「最後の映画看板師」
久保板観さんの活躍を讃えたものである。
商店街イベント「青梅宿アートフェスティバル」がきっかけで、
板観さんは脚光を浴びた。
かつて映画の看板を描いていた絵師の技は、
商店街を懐かしい映画スターで埋め尽くし、
映画看板の街として青梅を印象付けた。
青梅に色濃く残る、映画の存在。
「シネマ・メイドイン・青梅」
では青梅らしさのある場所での上映会が企画されている。
このイベントは毎月1回、場所を変えて全部で6回の開催が予定されている。
記念すべき1回目の場所となったのが、
金剛寺。
『青梅』の地名の由来となった梅木の生える古刹である。
運営はクラウドファンディングの資金と、関係スタッフの手弁当、
そして協力で成り立っている。
映画の上映会は暗くなってから…
会場の空間演出、室礼を買って出たのは
「僚有堂」の峰岸さん。数寄屋造りのプロフェッショナルで闇夜の金剛寺に光を灯し、
イベントに華を添える。
そして闇夜を照らすスクリーンを張るのが、
実行委員の一人で
移動シアターの主宰、足立さんだ。
金剛寺での「シネマ・メイドイン・青梅」
は二部構成で開催される。
昼間の部は子どもたちが楽しめる
「ようかい運動会」。
マスクの仮装で楽しめるイベントだ。
会場はワクワクできる賑わいのある空間となっていたが、
コロナの感染予防対策がなされ、昼間の部・
夜の部ともに来場者数はそれぞれ100名と限定された。
さあ、金剛寺が灯される時間がやってきた。
第二部では映画上映の他にもパフォーマンスやダンス、
弾き語りのライブを盛り込んだエンターテインメントな舞台となる
。
会場を室礼した「僚有堂」の竹灯籠に火が灯ると、
徐々に賑わいを見せてきた。
今回の上映会は豪華な
幕の内弁当付き。
市内近隣の7店舗の得意料理が盛り込まれている特別なお弁当だ。
取材に来ていたまるおディレクターも、
舌鼓を打ちながら開始を待つ。
オープニングは、
元シルクドソレイユのパフォーマー藤巻立樹さんが飾った。
上映された作品は短編映画4本。
闇夜のスクリーンに映し出される映画に、
笑ったり考えさせられたり…
来場者は野外上映会の何とも言えない一体感を味わっていた。
そして青梅では、
映画をキーワードとした別の取り組みも動き出している…
同じ時期に青梅の西分町で、ミニシアターの改修工事が進んでいた。青梅織物工業協同組合の敷地内にある、旧繊維試験場。昭和初期に建設された建物だ。運営するのは、市内で飲食店を経営するチャスの菊池さんである。席数は63席、カフェも併設される。オープンは来年、2021年の春を予定している。「映画」というフレーズが色濃く残る街、青梅。「映画」をキーワードに、青梅は今、新たに動き始めている。そして「シネマ・メイドイン・青梅」のトークセッションでは、ちゃんちき堂の久保田さんがその想いを語った。次回の「シネマ・メイドイン・青梅」は12/5(土)、川のアクティビティの盛んな御岳渓谷にある「A-flow」で開催される予定だ。半年に渡り、月一のペースで会場を移動し、
さまざまな短編映画が上映される予定になっている。
金剛寺での上映作品は全て終了し、フィナーレを迎えたイベント。
訪れた人々は皆、それぞれ満足そうな顔をしていた。
平穏な日々が遠のきイベント開催が困難な中、
青梅らしさを活かした新たな祭りは、人々に笑顔と元気を与えた。
(2020年12月現在の情報です)
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Cinema MADE IN OME
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