永遠の友 雪のために の通りやっと私たちは親和の糸口がつかめました。
雪は 私と共に生きることを決意してくれました。 しかし、私は相変わらずの酒飲み生活。階段も四つん這いで登るほどの毎夜でしたが、どんなに遅くても必ず玄関で待っていてくれるようになりました。私は、そんな雪がいとおしく、かわいい、かわいいと頭をなでて眠りに就き、雪は私の顔が見えるようにして眠りについておりました。
ある日高熱が出て、会社早退。帰りますと雪が玄関で待っておりましたが、私は薬を飲んで布団に倒れこみました。 どのくらい経ったでしょうか、ふと眼を覚ますと 雪が私の手の下に頭を押し当てて自分でかわいい、かわいいをしておりました。この時ほど雪をいとおしく感じたことはありません。 熱い涙が流れ、雪をしっかりと抱きしめて許しを請いました。
この日を境に、私は酒飲み生活をやめ、なるべく雪と過ごせる時間を持つようになりました。お風呂も一緒。ご飯も一緒。雪のトイレもトイレに入れて、顔を見合わせて ムー。 汚れた部屋も、洗濯物も、雪と一緒に掃除して、雪と一緒にベランダに干し、男2人の規則正しい生活が始まりました。
雪は、当家に来た時はすでに大人でしたから、少なくても1歳以上で体重も8キロ以上の立派な体躯の猫でした。
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