今年はスコットランドに独立の機運が高まり、そしてウクライナ問題。日本でも琉球独立の話まで出てきた年でした。
そして今、スペイン北東部カタルーニャに独立の機運が高まり、これをスペイン憲法裁判所が住民の非公式投票を凍結すべきとの判断を下しました。
朝日選書『パプロ・カザルス 喜びと悲しみ』を読みました時、カタルーニャの人々が虐げられていること、気骨や美意識は非常に高く、今でもカタルーニャ語で会話し、スペイン語は話さないそうです。
そして、カザルスは内線が勃発したときにはナチス・ドイツに迎合する体制を嫌いフランスに亡命いたしました。
久しぶりにカザルスのCDを買いました。 パブロ・カザルス宗教合唱曲集 1987年10月19~20日録音。 指揮:イレネウ・セガラ
1. Nigra sum 我が肌は黒けれど 2.Tota pulchra es 皆美しい 3.Cancio a la Verge 聖母への歌 4.Rosari ロザリオ 5.O vos omnes あなた方すべて 6.Eucaristica 聖餐式 7.Recordare Virgo Mater 聖母マリアを思い出させたまえ 8.Oracio a la Verge de Montserrat モンセラートの聖母への祈り 9.Salve Regina 聖母マリアをたたえまつる
宗教合唱曲集とはいえ、あの『鳥の歌』を彷彿とさせる、正にカタルーニャ民族の清らかな温かさ、切なくもやさしく、紛れもない美しさだった。
モンセラート合唱団 ブラボー! |