春夏秋冬ある日のつぶやき

西多摩には春夏秋冬それぞれの大切な自然があります。 そんな、自然の中で感じたり、体験したりした事を紹介します。 一緒に自然の中に遊びに行きませんか。 《夏シリーズ》
 
2021/06/09 19:14:33|環境問題
川の灰分率って?

《川の灰分率》
川底に溜まる有機質と無機質の割合を表した値です。
有機質=苔などの魚たちの餌になるもの。
無機質=細かい砂、など、餌にならないもの。

川底の石に付着しているこれらのものを一定の範囲で採取し、乾燥し熱を加えると、苔などの有機質は燃えて無くなります、しかし、砂などの無機質は熱を加えても燃えないので残ります。
通常、残ったものの割合で表現します。
割合が高いほど、餌にならない無機質が多いわけです。

この灰分率が60%を超えるとアユなどの珪藻を食べて育つ魚は育つことが出来ません。

奥多摩川も一昨年の台風19号以後この値が高かったのです。(70~80%)
今年は今のところ良さそうに見えますが、さあ~どのような結果になるでしょうか。

昔の川はこんな状態にはならなかったのですが、(復活が早かった)
人の手が入った川ほど流れが緩くなるなどして砂礫が溜まるのも問題なのでしょうね。(他にも人による原因はた~くさん)
自然は守り且つ復活させなければいけません。





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