白木屋呉服店の過去の一点

この度、fc2で同名のブログを開始したため、こちらは「過去の一点」と改名いたしました。過去数年分の作品についてはここでしかご覧になれません。このブログは今後も継続していく予定ですので、fc2と併用してご利用いただきたいと思っています。ホームページ本体の「ご意見ご感想」もご利用ください。
 
2013/08/15 14:26:00|中井淳夫・中井亮
中井淳夫の訪問着(取り扱いは一の橋)

中井淳夫の訪問着(取り扱いは一の橋)。

いちばん上の写真は全体、写真2番目は前姿(マエミ+オクミ)、写真3番目と写真4番目は近接。







2013/08/14 15:42:00|伝統工芸作家
仲井間香代子のロートン織の着尺

仲井間香代子のロートン織の着尺。

いちばん上の写真は反物の幅を写真の幅として撮ったもの、写真2番目はその近接、写真3番目は拡大。

ロートンは花倉織とともに首里織独自のものであるが、近年では同じ組織のものが他の地域でも織られている。ロートン織は、表裏とも同じ場所の経糸が浮いて全く同じに見えるので不思議な感じがするが、その部分は経糸が2つに分かれ、その間を緯糸が通っているという仕掛けになっている。

ロートン織に漢字をあてるばあい、「道屯織」と表示することが多いが、田中さんの「沖縄織物の研究」では「両緞織」の文字をあてている。







2013/08/13 14:10:00|小物
龍工房の「御岳」

龍工房の「御岳」。

いちばん上の写真は、「御岳」の全体、写真2番目は特徴のある部分、写真3番目は龍工房の冠(ゆるぎ)。

「御岳」は冠(ゆるぎ)をベースにしつつ、写真2番目のような装飾部分が付けたもの。「御岳」というネーミングは、当店の地元でもある武蔵御岳神社にある国宝「赤糸威大鎧(あかいとおどしのおおよろい」に使用されている紐を再現したものだから。

「赤糸威大鎧」は、平氏の血筋ながら鎌倉の御家人となった畠山重忠が武蔵御岳神社に奉納した鎧。畠山重忠は怪力で知られ、平家物語や源平盛衰記には、瀬田川の合戦で先陣争いをしていたライバルが馬を流され溺れそうになったので、助けるために片手で掴んで対岸に投げつけたら、そのライバルが先陣になってしまったとか、義経に従って一の谷の逆落としに参加した時は、馬がかわいそうだからと馬を背負って降りたというエピソードが載っている。







2013/08/12 17:20:00|小物
龍村のバッグ

龍村の革と裂を組み合わせた小型のバッグ。

バッグの大きさは、タテ×ヨコ×高さが18×9×15cm。今回は、ポプちゃんとチャツポンが、実際にバッグに手を入れて使い勝手を確かめてくれた。







2013/08/11 18:30:00|伝統工芸作家
真栄城興茂の琉球美絣「川明かり」

真栄城興茂の琉球美絣「川明かり」。

いちばん上の写真は反物の幅を写真の幅として撮ったもの、写真2番目はその近接。