俳句独りよがり

自作の拙い俳句、短歌、川柳などをご紹介します。  ※写真はクリックしてご覧ください。 ※ 俳句の趣味でない方にもご覧いただいておりますので、読み方を付記することがあります。
 
2020/01/28 23:16:00|俳句
キャッツ(映画)
をイオンモール日の出で見て来ました。
吹き替え版が時間をずらして上映されていたせいか、字幕版の入場者は私を含めて4〜5人ぐらいだったでしょうか?
前評判が「気味が悪い」、「ストーリーがない」などの理由で、芳しくなかったので、不入りは覚悟でしたが、ちょっと驚きました。

袋に入れて捨てられた子猫が、ロンドンを根城とする野良猫の仲間に入り一夜を過ごすアドヴェンチュアラスでペーソスに富んだ物語。

この子猫なんとも可愛いのですが、野良猫の仲間と一緒にキッチンで、ロンドンの街角で、酒場で、ゴミ箱をひっくりかえしたりして散らかし放題、飲んだり食ったり踊ったり自由奔放なふるまい。
人間の体が本物の猫以上にしなやかに動くのにびっくり・・・

99回生まれ変わった猫の長老が主催する天国に行ける猫を決める舞踏会では、今はボロボロだが昔のスターの栄光を背負った老婆の猫が、みんなに励まされ歌っているうちに、昔に帰って行き天国行きに選ばれる。
この場面では思わずうるうる・・・

日が昇り出す早朝、猫達がそれぞれに何処へともなく消えてゆく場面に漂う哀愁、心にしみました。

人に媚びずに自由奔放にしなやかに生きる反面、それに伴う、さみしさや、不利益・・・
猫派の私には何とも共感できる映画でした。
気味悪いと言われた猫たちの装いも、それぞれの役割の個性を表現するには欠かせないものだったと思います。
まして「ストーリーの欠如」等は全く見当違いな評だと思いました。
私はこの映画にミュージカル性よりもストーリー性を感じました。
全体として悪役も含めて、それぞれの個体が人間性(猫性)持ったものとして描かれています。
かく言う私は四季のキャッツは見ていませんが・・・


------------------------------------------

耳の裏痒しと見ゆる子猫かな

-------------------------------------------







2020/01/24 20:40:00|俳句
 桜を見る
会にはあらず。
夕べです。
今日の夕方、桜の花の咲いているのを発見しました。
場所は、青梅市梅郷の吉野街道の歩道沿いで、道行く人の誰でもが見ることができます。
種類はわかりませんが、桜に間違いありません。
ここ幾日か暖かいので、さくらさん、春と勘違いしたのでしょうか?


---------------------------------------

住み古す鄙の茅屋冬ぬくし

---------------------------------------

我が家のことです。

※  鄙(ひな) 茅屋(ぼうおく)







2020/01/19 14:52:00|俳句
ナイキの靴
新記録続出のナイキシューズ、価格は三万なにがしとか・・・
レースに命を懸けているプロは格別、私のような年金暮らしの市民ランナーには手が届きません。
一万五千の靴を買って、余ったお金でウエアーでも揃えたくなります。
生まれついての貧乏根性はかなか抜けません。
かくいう私、暮にアディダスの靴を三千九百円で買いました。
そのあと千九百円のチラシが入って地団駄を踏んだのですが、実際行ってみれば、サイズが馬鹿でかかったり、小さかったりで、多分合うものは見つからなかったのではないかと思います。
引かれ者の小唄?


------------------------------------------------

ニューシューズ出番は未だ小正月

------------------------------------------------

写真・暮に買ったアディダス 。多分型落ち。







2020/01/18 17:54:00|その他
寒い一日
今日は雨→霙→雪と変わって寒い一日。
終日、新聞、歳時記、TV、ネット、居眠りで過ごす。
朝食後何も食べずこれからランナー?
たまにはこんなこともあっていいかも?


----------------------------------------------

雪に暮れとりわけ何もせぬ一日

禰宜の無き神の庭にも六花


----------------------------------------------

※六花(むつのはな)=雪


写真は七兵衛地蔵

http://park2.wakwak.com/~ome.net/41sitibe.html







2020/01/14 21:44:00|俳句
福寿草・野生?
今日、川と岸の上の畑地と荒地を歩きました。
荒地には小ぶりの福寿草が、川岸にはハート形の石がありました。
自然の造形、面白いですね!


--------------------------------------

寒の川魚も小石も動かざる

--------------------------------------