琴河原学園吉野教室は、時に『談話室よしの』 として多目的に有効利用してもらっています。
今回は 「絵本の読み聞かせ」 と 「オカリナ演奏」 でした
読み聞かせは 「まちんと」(もうちょっとの意味) 戦争の時に、被爆してのどが渇いた女の子に、ミニトマトをあげたら 「まちんと、まちんと」といって、もっと欲しがったので、トマトを探してきてあげるね!と約束して、その場を離れ、トマトを持って戻ったらもう亡くなっていた・・・。
「よみがえれ、襟裳の森」 北海道の襟裳というところに移住した人たちが、寒さ対策で木を沢山切り、森をなくしてしまったら、海が荒れ、魚や昆布がいなくなってしまった。他の地へ移住することも考えたが、漁師たちが力を合わせ、森を再生しようと頑張ってきた50年のお話。
「エンザロ村のかまど」 ナイロビのエンザロ村にはガス・水道・電気がない。女の人たちの苦労を少しでも減らし、便利にしようと、日本人の岸田さんが現地の女性と20回以上も話し合いをして、本音を聞き出し、 最初に「浄水器」を作って、汚染された水から人々を守り、 次に「釜戸」を作って、料理やお湯を沸かすのをすばやくできるようにした。 最後にバナナやとうもろこしの葉で編む「ぞうり」を教え、傷からの感染を減らした。 その活動のお陰で、これまでは5才までに7人に1人が死んでいたのが、それ以降産まれた135人のうち、なんと1人しか死んでいないという。
オカリナは トトロの「散歩」 「鉄腕アトム」 「崖の上のポニョ」 「ふるさと」 など
とても透き通った音色を聴かせていただきました。 大きさの違う3つのオカリナを使いこなしていました。
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